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1932年、朝鮮半島は日本の植民地で、黄海道・海州に生まれたミン・グッキは独立運動家の父を持ちます。父は臨時政府へ向かい、グッキは友人のソン・ジュテの家で育ちました。グッキは勉学に励み、中学卒業を目指す夢を抱きます。一方、姉妹のように育ったシニョンは歌手になる夢を持ちます。小学校の式典でシニョンのいたずらにより、グッキは栄誉を失い、シニョンの母に妓生部屋への奉公を命じられることになりました。
56分
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グッキは妓生部屋に奉公に出ることを拒み、京城に逃げる。そこで偶然、歌手になる夢を持つシニョンと出会う。一方、グッキの父ヨンジェは海州で再会を果たすために戻っていた。家出に失敗した二人は川でのもみ合いの末、ミングォンに救われる。ミングォンはグッキを探すためにやってきたのであった。
56分
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グッキとシニョンは共に中学入学試験を受けることになり、奉公から解放される。ヨンジェはペニシリン調達の任務に成功し、グッキとの再会を果たそうとするが、間に合わず彼女の受験を見送る。ジュテは中村一郎にヨンジェの情報を密告し、ヨンジェはグッキを探し求める。そして、夕暮れの雨の中で倒れている少女を見つける。
53分
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待ち焦がれていた父ヨンジェとの再会を喜ぶグッキは、独立運動のために満州に帰る父を見送る。父から譲り受けた懐中時計を前に涙するものの、再び会う日を夢見て努力し、中学入試に合格した。しかし、シニョンをかくまったことで叱責を受け、中学進学の夢が絶たれて再び妓生部屋に奉公に出される運命となる。グッキは勉学への夢を捨てきれず、質屋を訪れると、かつて自分を救ってくれた兄のような存在のサンフンがそこにいたのだった。
55分
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グッキとシニョンは京城に着くと、全財産を盗まれてしまうが、それぞれの夢に向かって奮闘することになる。グッキは学費を稼ぐために学校に通いながら仕事を探し始め、シニョンは歌手になるために劇場を訪れることになった。しかし、シニョンが病気にかかってしまい、警察に保護されて無事に海州に帰されることになった。それを知ったグッキは安心し、自分の仕事探しに専念する。多くの店で断られるものの、特別な洋菓子店の張り紙に目を引かれ、店に足を踏み入れるのである。
54分
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日本からの植民地支配から解放され、大韓民国が誕生した日。テファはグッキに新しい時代の生き方と勝利の意味を教える。共感したグッキは立派な事業家になることを誓う。しかし、父ヨンジェとの再会は果たされず、彼女は海州に戻ることに。そこで新しい主人となったマンボクとその息子サンフンに出会う。ヨンジェは祖国の土を踏み、娘との再会を夢見ているが、ジュテの陰謀が待ち受けていることを知らなかった。
58分
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13年後、グッキは26歳になり、太和堂の後継者として恩師テファの病気に悩む。手術費用を借りるためソウル商会のファン社長に頼んだ。一方、シニョンも26歳に成長し、歌手エレーナとして成功していた。ミングォンはヨンジェの死の真相を追求し、サンフンは違法な手段でビル建設を計画していた。
56分
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グッキは人工的な防腐剤を使わずにパンを長持ちさせる方法として食用グリセリンを見つけ、病床のテファの指導を受けて実用化に成功した。劇場の売店で偶然再会したエレーナとは幼なじみでした。また、海州で手助けしてくれたキム・サンフンとも再会する。一方、経営不振の豊江製菓の社長ジュテは政府からの借款を試みますが、グッキのパンに使われている食用グリセリンを盗用することを考えた。一方、ミングォンは悪徳高利貸者のリストを持ち、キム・サンフンもそのリストに名前が挙がっていることを知る。
54分
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グッキ率いる太和堂は、食用グリセリン盗用の告発により困難な状況に直面する。一方、豊江製菓は道徳的な企業理念を打ち出して借款を受けることに成功した。太和堂は危機に立たされますが、負けん気で経営の建て直しに乗り出した。一方、サンフンは新しい事業に乗り出し、太和堂の土地を手に入れることを企てる。グッキはサンフンの計画に気づかず、再会した妹のような存在のサンフンに手助けされた。テファの手術は無事終わり、サンフンの手下が太和堂を襲撃する準備をしていた。
56分
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サンフンによって太和堂を奪われたグッキは、悲しみに暮れながらも再建を決意した。サンフンは良心の呵責に悩み、土地と工場施設を提供するが、グッキはそれを拒否する。一方、ミングォンの助けでヨンジェの死の真相を知ったグッキは、父の形見を手に再会を果たす幼なじみのシニョンの活躍を喜んだ。
56分
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意気消沈したものの、グッキは外れの土地でテントを張り、太和堂の再建に向けて前向きに取り組んだ。彼女はミングォンの申し出を断り、自ら道を切り開く決意を示した。再会した幼なじみシニョンとの楽しい時間や看板商品の開発に忙しい日々を送りながら、グッキはシニョンの父が豊江製菓の社長であることを知る。一方、ミングォンは高利貸キム・サンフンについて調査し、豊江製菓との関係に疑念を抱いた。
55分
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太和堂は防腐剤不使用の新商品・ピーナッツサンドで再出発し全国展開を目指す。一方、グッキとミングォンはサンフンの不正を追跡中。逮捕状が発行され、サンフンは追い詰められるが、政府の高官との癒着により逮捕が難航。ジュテも太和堂の台頭に焦りを募らせる。グッキはサンフンとの戦いに身を投じ、ミングォンも悪徳高利貸業者の摘発に全力を注ぐ。
56分
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試作品が完成したものの、資材不足や製造機械の調達に困難を抱えるグッキ。ジュテからの提携話に戸惑いつつも、信頼している彼に特許異議を取り下げる。一方、ミングォンがサンフンを拘束するも、政府高官の介入で釈放されてしまう。サンフンは懸命に事業を進めるが、グッキの心情に気づくものの彼女には理解されない。ミングォンはヨンジェの真相を追求し、日本との連絡を試みる。ジュテは技術者を呼び寄せるが、彼は過去の呪縛と向き合うことになる。
57分
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歓迎パーティーの席で現れたモリナカの理事が、13年前の殺人事件の真犯人である元日本軍将校中村一郎だと分かる。ミングォンは中村を追跡し、彼が親友ヨンジェの殺害を依頼・実行したと確信する。一方、グッキはピーナッツサンドの量産計画を進め、シニョンは豊江製菓のCMソングを歌う。ジュテは中村の存在に怯えつつも、シニョンとミングォンの結婚を望む。ミングォンは中村の身柄確保に奔走していた。
54分
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出国直前の空港で中村を引き止めたミングォンは、彼に自白させようと証拠を突きつけるが、中村は自らの罪を否定する。ジュテは中村の追及を恐れながら新商品の市場投入を進める。太和堂は手作りで新商品「マルちゃん」の販売を開始し、豊江製菓を出し抜く。サンフンは密かに資金援助をしようとするが、グッキに知られ怒りを買う。ジョンシクがサンフンの過去に起きた凄惨な事件を明かそうとしていた。
57分
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日本からの情報提供で、ミングォンは中村がヨンジェを殺害した真実を確信し、彼を墓前に連れ出して証言を引き出す。一方、グッキは新商品の生産と売り出しに忙殺されている。豊江製菓の新商品は競合に遅れを取り、サンフンは萬海投信ビルの着工に取り組む。サンフンの変わり果てた姿に心を痛めるグッキは、同時にミングォンやシニョンとの関係にも心揺れ動いていた。
56分
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｢マルちゃん｣のビスケットが成功を収め、太和堂は忙しく注文を処理していたが、豊江製菓は｢チョコチョコ｣の人気に苦戦する。ジュテは卸業者との独占契約で太和堂の商品を市場から排除しようとするが、グッキは屋台販売を頑張る。一方、シニョンはミングォンがグッキを愛していることに苦しむが、ミュージカルスターを目指す決意をする。ジュテは太和堂を完全に打ち破るために陰謀を巡らせる中、ミングォンはヨンジェ殺害の背後にいる人物を追求していた。
53分
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新聞報道によって太和堂は営業不可能になり、グッキはジュテの本当の姿を信じられず苦しむ。サンフンとミングォンは陰謀を感じ、それぞれ調査を進める中で新たな事実に気付く。グッキは豊江製菓の誘いを受けるが、ユンジャとギソプは反対する。その道すがら偶然見た新聞記事がグッキの決断に影響を与える。一方、ミングォンは中村とジュテの繋がりを発見し、サンフンから驚愕の事実を知らされる。
58分
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ミングォンはジュテに真実を証言させるための猶予を与えるが、彼は自らの保身のため恐ろしい計画を立てている。シニョンは引退公演の準備に追われながら、父の過去の罪を知ってしまう。ジュテは彼女に複雑な思いを語る。太和堂の｢マルちゃん｣はユニセフに選ばれ、全国的な知名度を獲得するが、グッキは父の死の真相を知ることなく忙しく過ごす。ミングォンは彼女に真実を伝える方法に悩む中、エレーナの引退公演が幕を開ける。しかし、公演にはミングォンを狙う男も同席していた。
59分
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ジュテの復讐計画はシニョンによって阻止されるものの、彼の憎悪はますます激しさを増す。ジュテは新たな策略でミングォンを社会的に抹殺し、彼は無実の罪で拘束されてしまう。信念を持ち続けるグッキはミングォンの無実を信じ、サンフンから父ヨンジェの死の真相を知らされる。ミングォンはヤン検事と協力してジュテを裁こうとするが、過去の事件を明らかにするのは困難だった。そして、ヨンジェの裁判が始まり、関係者が見守る中、事件の真相が明らかにされることとなる。
1時間 39分
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