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デザイン会社の企画部で働くチェン・リャンリャンは、ちょっと古い一軒家で暮らしている。ある朝、見知らぬ男が勝手に家に入って来て「この家を買った。すぐに出て行ってくれ」という。激怒しつつも出社すると、その男チー・イーが新しいオーナー兼社長として現れる。そして、いきなり「恋愛禁止令」を張り出したことで社内は大混乱に。
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リャンリャンは親友たちと相談しチー・イーの撃退計画を立て、彼をリャンリャンに夢中にさせることにする。早速「男のハートをつかむにはまず胃袋から作戦」として、チー・イーが自分用に調理中の鍋にこっそり調味料を加える。ところが、食べ始めたチー・イーは突然息を詰まらせ苦しみ出してしまう。
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玄間のカギを付け替えリャンリャンの同居を阻止しようとするチー・イー。それでも居住権を主張するリャンリャンに、チー・イーは、俺の生活規則を守るなら置いてやると潔癖性らしいルールをつきつける。２人の奇妙な同居が始まったある夜、チー・イーが会社から帰宅すると、窓から家に侵入しようとする2つのあやしい人影が…。
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チー・イーは突然訪れたリャンリャンの両親に戸惑うが、親子3人の仲睦まじい様子に子供の頃を思い出して複雑な心境になる。一方、会社では台湾最大のコンビニ華連に出す夏の新商品企画をリャンリャンが担当。夏のコーヒー企画を立てたまではよかったが、生産者を口説くための企画書の書き直しをチー・イーに命じられてしまう。
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「希望の樹」コーヒー園で頑固者のジャン代表に面会したチー・イーだったが、リャンリャンのミスから書き直し前のダメな企画書を渡す羽目に。駆けつけたリャンリャンと正しい企画書へのすり替えをしようとするがうまくいかない。夜になり２人が車の中で休んでいると、突如リャンリャンが潤んだ瞳でチー・イーを見つめてきて…。
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華連グループのチャオ社長の酒席に招かれたチー・イー。離婚して子供たちに会えない淋しさを訴えるチャオ社長だったが、飛び入り参加のリャンリャンのアイデアで励ますことに成功。親子の情愛の大切さについて同じような思いを抱くことがわかり２人の距離は少し縮まる。その夜、会社の屋上に上って星を数えながら夢を語り合うが…。
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チー・イーは彼を屋上に閉め出したリャンリャンに解雇通告を出す。しかし、彼女を気に入ったチャオ社長から企画担当にと指名され、しぶしぶ契約調印式に連れていく。そこでクリエイティブ・ディレクターのディーンを紹介されるが、なれなれしくリャンリャンに微笑みかけるディーンに、チー・イーは憮然としてしまう。
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事業に失敗し離れて暮らすチー・イーの父親がふいに2人の家を訪ねてくる。息子に淋しい思いをさせたと後悔する父をリャンリャンは明るく励ます。その夜、バラの手入れをする彼女にチー・イーは「花は嫌いだ。散らなくていい時に散るから」とバラバラになった家族への思いを語り始める。一方会社では華連の案件の準備のため研修旅行が提案される。
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リャンリャンが浴室掃除をさぼったせいで、チー・イーは転んで右腕を大ケガしてしまう。責任を感じ世話をする彼女に、チー・イーは文句をいいつつ悪い気はしない。会社には華連から企画マネージャーのディーンが出向してくる。ちゃらちゃらした態度に憮然とするチー・イーに、ディーンはリャンリャンへのアタックを宣言する。
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ディーンの歓迎会がチー・イー欠席のまま開かれる。大学時代からの宿命のライバルで、女たらしのディーンに挑発され、チー・イーは自宅でイライラしてしまう。こらえきれず会場の店に行くと、突然「会いたかった！」と可愛い女子店員に抱きつかれる。彼女はチー・イーの幼なじみだった。それを見たリャンリャンはなぜか心が騒ぐ。
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家族同然だった金魚のサンサンが死んでリャンリャンは大号泣。間違いとはいえ死なせてしまったチー・イーだが、どんなに慰めてもリャンリャンの怒りは収まらない。２人はろくに口をきかないまま研修旅行へ。一行を待ち構えていたのは軍隊ばりの教練だったが、ディーンが恋愛禁止令の撤廃を賭けてチー・イーに勝負を持ちかける。
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研修旅行の夜、ディーンは恋愛の達人として社員の仲を取り持ち、リャンリャンに感心される。その様子に嫉妬するチー・イーだったが、夜食を差し入れしてくれた彼女のやさしさを知り、サンサンの件を深く反省する。翌朝、素直な気持ちになったチー・イーとリャン・リャンは、どちらも自らの非を認め「ごめん」と言い合い…。
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川でおぼれて熱を出したリャンリャンを、チー・イーは看病する。彼女の母に聞いて自家製スープをつくったり、新しい金魚に名前をつけて家族に加えたりとかいがいしい。病床でうなされていても、チー・イーや家族の心配ばかりしているリャンリャンの優しさを知り、彼は思わず心の中で「お前の面倒は俺がみてやる」とつぶやく。
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自分の気持ちに気づいた2人の生活には、微妙に甘い空気が漂いはじめる。ところが、ある日シー女史から同居しているの？と問われたリャンリャンは、つい認めてしまう。社長自身が恋愛しているなら、恋愛禁止令も撤回してもらえると社員は喜ぶが、これを聞いたチー・イーは激怒。秘密をばらしたリャンリャンを呼びつける。
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リャンリャンをクビにしてしまったチー・イーは、泣きながら会社を飛び出した彼女を追って誤解を詫び、処分を撤回する。彼の誠実さを知ったリャンリャンは機嫌を直し、自宅でチー・イーの誕生会を開くことに。招かれたチー・イーの父は２人の仲を喜び、おそろいのスニーカーをプレゼント。皆でジョギングしようと提案する。
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社員主催の誕生会で酒を飲まされ、チー・イーは酔いつぶれてしまう。翌朝、自宅のベッドで目を覚ますと腕の中でリャンリャンが眠っているので驚くが、まんざらでもない表情に。ところが足下からディーンが…。一方、とある書斎では若い美女が、チー・イーが発信した「黙って去った理由は？」というメールに返信を打ち込んでいる。
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取引先の華聯グループで、チー・イーはかつて結婚を約束したジャーユと再会する。3年前、別れも告げずに去った彼女がなぜここに？さらに彼女が自分の会社に出向してくると知りチー・イーの心は乱れる。事情を知らないリャンリャンたち社員は、美人で聡明なジャーユを快く迎え入れるが、ディーンだけは疑いの目を…。
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思い出の婚約指輪を手に泣きながら復縁を迫るジャーユを、チー・イーは終わった恋だと拒絶する。それでも気が晴れないまま帰宅すると、リャンリャンが特製料理でチー・イーの心をいやしてくれる。リャンリャンは新案件に奮戦する日々を送っているが、ある日、企画書に重大書類が欠けているとクレームが入り、窮地に立たされる。
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停職処分になったリャンリャンは、家を出て故郷に帰るが、書類紛失の件を調べるため、という理由で現れたディーンに驚く。リャンリャンの母親は礼儀正しくハンサムなディーンにうっとりして、チー・イーより彼が良いと言い出す。一方、出張先の台湾についたチー・イーは、スーツケースの中にあるものを発見してあわてる。
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台湾出張中のチー・イーと実家にいるリャンリャンは、メールで互いの思いやりを感じ幸福な時間を過ごす。ところが会社では、彼女の案件でまたも紛失事件が起こり大騒ぎになる。ディーンはジャーユの怪しい動きに気づいて…。その夜のオフィス、リャンリャンがテレビ電話で、ずっと言いたかったことが、とチー・イーに話し出す。
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ピンチをクリアし一時的に会社に復帰したリャンリャンを、ある日ジャーユが呼び出す。元カレの夢のために自ら去ったのに誤解されて悲しい、と話すジャーユを、元カレがチー・イーとも知らずリャンリャンは励ましてしまう。久しぶりに２人で料理しながら、すぐ横に立つチー・イーにうっとりしてリャンリャンは…。
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休日出勤の社長室、チー・イーとリャンリャンが２人並んでランチを食べていると、急に彼が顔を近づけてくる。思わず目を閉じ唇をつきだすと…。完全に自分の気持ちに気づいてしまったリャンリャンはそれからメロメロに。捕獲計画のはずが逆に虜にされたと親友たちは怒ったが、彼女の想いをかなえるための策を授ける。
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ディーンはリャンリャンにデートを申し込むが、鈍感な彼女はチー・イーまで誘ってしまう。休日の水族館で子供のようにはしゃぐチー・イーとリャンリャンをカメラで撮影しながら、ディーンは親友が恋の傷から立ち直り笑顔を取り戻したのを見て安心する。同時にリャンリャンの気持ちがどこにあるかを悟り、１人その場を去る…。
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ディーンがつぶやいたひと言から、ジャーユこそリャンリャンを陥れた真犯人だと確信したチー・イーは、リャンリャンの停職処分を解く。復職できて喜ぶリャンリャンは、勢いに乗ってついに愛の告白を決意！ところが、告白する前にジャーユに呼び出され、彼女とチー・イーがかつて恋人同士だったことを聞かされる…。
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傷心のリャンリャンは荷物をまとめ家を出て行く。一方、ジャーユに対する処分が手ぬるいとディーンに責められたチー・イーは、たとえ仕事を失ってもリャンリャンだけは守ってみせる！と初めて自分の気持ちを宣言する。ところが帰宅してみるとリャンリャンがいない！チー・イーは２人の思い出の場所を次々に探しまわる…。
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プリンセスの家に引っ越したリャンリャンは、チー・イーを忘れようと会社でも事務的にふるまう。２人の本当の気持ちを知っている仲間たちが、バズの店で仲直りのチャンスをつくるが、リャンリャンは店を飛び出してしまう。逃げるように町を走るリャンリャンをチー・イーは懸命に追う。そして、通りの激しい交差点に差しかかった時…。
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家に戻ってきたリャンリャンは、クロゼットでチー・イーの子供時代の家族写真を偶然見つける。その頃、ジャーユも母のように慕う女性の荷物から同じ写真を発見し、彼女こそチー・イーの生き別れた母親ではないかと疑う。チー・イーは、父とリャンリャンに思い出を語りながら、母と再会する願いを捨てていないと話す。
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チー・イーとリャンリャンは、会社の外では恋人らしく振る舞うため、社長ではなく名前で呼ぶレッスンをはじめるが、なかなかうまくいかない。２人の距離がどんどん縮まってきたある日、チー・イーはリャンリャンと交わした賃貸契約書と生活規則の書類を目の前で破り捨てる。家族だから、と言われリャンリャンは大喜びで彼をハグする。
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3年前の婚約はまだ有効だと、ジャーユはチー・イーに迫る。まるで取り合わないチー・イーだったが、ある朝、泣いて体の不調を訴える電話がジャーユから入り、急いで彼女の部屋に行ってみると…。一方、リャンリャンはチー・イーの母親そっくりな女性と遭遇。20年ぶりの再会を果たすため彼の父はすがる思いでその場所に向かう。
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ジャーユの恋人ジェリーが突然GAZE社に現われる。3年前、チー・イーを成功させたい一心から、ジャーユがジェリーとの交換条件をのんで渡米したと聞いて、チー・イーの心は大きく揺れる。自分の気持ちに整理がつかないまま母親探しの場所に向うと、そこには20年ぶりの母の姿が！しかし、彼女はなぜか血相を変え逃げ出す…。
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チー・イーの母親シャオナーは、親友であるジャーユから家族との復縁を勧められるが、ジャーユの本当の狙いがチー・イーへの接近だとは気づいていない。一方リャンリャンは、ようやくシャオナーの連絡先をつきとめチー・イーと再会させることに成功する。思い出の詰まった家に母を招く夢がかない、チー・イーは幸福感に包まれる。
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ジャーユのことが頭からはなれないリャンリャンは、恋人ではなく同居人という態度でしかチー・イーと接しない。会社にはまたもジェリーが現れ、ジャーユを幸福にすると誓えとチー・イーに迫る。態度をはっきりさせられないチー・イーを側で見ていたディーンが激怒。リャンリャンの手を引いて荒々しく会社を飛び出していく。
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チー・イーを取り戻したジャーユは、婚約者らしい振る舞いを隠さないようになり、リャンリャンの目前でキスを見せつけ、結婚式に招待するとまで言い放つ。仕事上でも意地悪され元気を失ったリャンリャンを、ディーンはやさしく励ます。しかし、ディーンと話をすればするほどリャンリャンのチー・イーへの想いはつのっていく。
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２人の家でチー・イーの両親とリャンリャンの両親が鉢合わせに。がさつなリャンリャンにご立腹のシャオナーと、娘を泣かせるチー・イーを許せないリャンリャン母のバトルが勃発！チー・イーは真剣に交際していると仲裁に入りつつ、リャンリャンにはやさしい言葉をかけてフォローする。だが、彼女は泣きながら別れ話を切り出す…。
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20年のブランクがあった両親夫婦の溝は深く、昔のような幸せな日々を取り戻すには時間がかかることをチー・イーは悟る。リャンリャンへの想いは変わらないが、彼女の態度はそっけないままだ。そんなある日、リャンリャンが出勤中にジェリーにさらわれる。車の助手席に手錠でつながれ、連れていかれたホテルの一室で…。
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誘拐したはずが、逆にリャンリャンの正直さに打たれ改心したジェリーは、彼女をチー・イーのもとに返す。眠れない夜を過ごしたチー・イーは、戻って来たリャンリャンを強く抱きしめる。社員一同がほっと胸をなでおろし祝福ムードに包まれたのもつかの間、GAZE社を売却し自分は社長を退く、とチー・イーが発表する…。
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恋人は誰？とチー・イーに迫るジャーユの目の前で、リャンリャンは彼の胸に飛び込み、熱いキスと熱愛宣言！失恋のショックからジャーユが自宅に閉じこもってしまったので、リャンリャンは心配して訪ねていく。追いつめられたジャーユがリャンリャンを危険な目に遭わせるかも？とチー・イーとディーンは部屋に駆けつける…。
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恋敵なのに友達だと言い切って気さくに振る舞うリャンリャンは、かたくなだったジャーユの心をとかしてしまう。チー・イーと彼の両親も、彼女の太陽のような明るさにつられていつしか家族の絆を取り戻した。親友のケイトの恋も実りすべてがハッピーな結末に向かうと思われた矢先、チー・イーは社員を集め重大な発表をする。
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ジャーユがジェリーの献身を受け入れ再出発する頃、チー・イーの両親はケイトたちと合同で結婚式を挙げる。心からの祝福を贈るリャンリャンだったが、自分とチー・イーのことを考えると気持ちが揺らぐ…。ある晴れた朝、いつものように庭に出ていた彼女に、チー・イーがぶっきらぼうに手渡してきた箱の中には…!!
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