後宮の涙

URLがコピーされました

中国

後宮の涙

全 45 話 /   45 分

その涙、誰がために流すのか――。「宮廷女官チャングムの誓い」に続く、多くの困難を乗り越え、健気に、懸命に生きる一人の女官の物語!
内容
中国で最初で最後の女性宰相・陸貞の物語。代々役人の家柄に生まれ、母親を早くに亡くしながらも、善良で聡明に育った陸貞。父親の商売を献身的に手伝うが、そのことが継母の嫉妬を買い、ついには継母が父親を殺してしまう。身寄りもなく、継母から逃れるためにも、陸貞は宮中入りを決意するー。
詳細

ジャンル

中国ドラマ,歴史・時代劇
評価 3.70 点     (  豆瓣  )
レーティング ALL  ( G )
制作年 2013年作
 
監督 リー・フイジュ
ダン・ウェイオン
脚本 チャン・ウェイ
出演者


©中国国際電視総公司
エピソード
レビュー (0)
[  1 話 ]  皇位をめぐる陰謀

南北朝時代の北斉(ほくせい)で時の皇帝・文宣帝(ぶんせんてい)が急逝。後継者は亡き郁皇后(いくこうごう)の息子・高湛(こうたん)と思われていたが、婁皇后(ろうこうごう)は息子・高演(こうえん)を即位させようと密かに高湛の暗殺を謀る。一方その頃、豪商・陸家(りくけ)では新しい皇帝に献上する磁器を作るが失敗、一家皆殺しの危機に直面していた。だが、長女・陸貞(りくてい)の手柄で陸家は救われ…。
  45分
[  2 話 ]  奪われた幸せ

刺客の手を逃れた高湛は身分を隠したまま密かに都に帰還、偶然出会った陸貞の助けを借りて皇宮に戻るが、皇帝の座は高演のものとなっていた。一方、陸家では財産を狙う継母・趙夫人(ちょうふじん)が陸貞を殺そうとお茶に毒を盛る。ところが、それを父・陸賈(りくか)が飲んでしまい、陸貞は父親殺しの濡れ衣を着せられてしまう…。
  45分
[  3 話 ]  運命の逃避行

継母の元から逃げ出した陸貞(りくてい)は、後宮に入って宮女になることを決意、そのために官籍を偽造することに。だが、好色な偽造屋に襲われ、反撃した際に重傷を負わせてしまった陸貞。お尋ね者となり、宮女の試験にも失敗して途方に暮れる彼女は、再び刺客に襲われて大怪我を負った高湛(こうたん)と再会し…。
  46分
[  4 話 ]  二人を結ぶ絆

一時は自暴自棄になりながら、陸貞の献身的な看病と励ましで立ち直った高湛。彼は自分の身分を隠しつつも、命の恩人である陸貞に姉・長公主(ちょうこうしゅ)からもらった大事な玉佩(ぎょくはい)を預けるのだった。その後、お尋ね者として追われながら九死に一生を得た陸貞は、その玉佩を持って後宮に参上、ついに宮女として採用され…。
  46分
[  5 話 ]  厳しい修業の始まり

陸貞(りくてい)は用勤院(ようきんいん)で見習い宮女として厳しい修行に励むが、宋宮女(そうきゅうじょ)から執拗な嫌がらせを受ける。実は、陸貞に目をかけて採用した婁尚侍(ろうしょうじ)と敵対する王尚儀(おうしょうぎ)が、宋宮女に命じて彼女を後宮から追い出そうとしていたのだ。さらに、陸貞は宋宮女の差し金で、手配書が回っているお尋ね者であると告発されてしまい…。
  45分
[  6 話 ]  思いがけない罪状

婁尚侍の援護で一度は窮地を切り抜けた陸貞に更なる危機が訪れる。陸貞が観菊の宴に出席する新しい妃に作った靴が、宋宮女の策略で災いの元となり、罪のない宮女・秋娘(しょうじょう)が命を落としたのだ。陸貞は後宮の恐ろしさを痛感すると同時に、正義を果たすために女官として出世しようと決意を新たにする…。
  46分
[  7 話 ]  冷宮での試練

婁皇太后(ろうこうたいごう)の還暦祝いの品を作ることになった陸貞(りくてい)は規則を破って窮地に陥るが、偶然通りがかった高演(こうえん)に助けられる。その後、陸貞は宮中で高湛(こうたん)と再会を果たし、見習い期間も無事修了、周太妃(しゅうたいひ)の住む青鏡殿(せいきょうでん)に配属される。だが、陸貞を嫌う柳絮(りゅうじょ)の嫌がらせで、彼女は病気の宮女が住む静心院(せいしんいん)に追いやられ…。
  46分
[  8 話 ]  仕掛けられた罠

静心院の女官・杜司儀(としじ)に教養を認められた陸貞は、病気の杜司儀に代わって書を清書する役目を引き受け、青鏡殿に戻してもらう。そして、周太妃から厚い信頼を受けるようになった陸貞は、あっという間に二等宮女に昇格する。だが、その裏では、柳絮が周太妃を毒殺し、陸貞をも亡き者にする計画を立てており…。
  45分
[  9 話 ]  最期の願い

計画が失敗した柳絮(りゅうじょ)は婁皇太后(ろうこうたいごう)の手先となって再び周太妃(しゅうたいひ)の暗殺を謀る。だが、陸貞(りくてい)によって暗殺事件は高演(こうえん)の知るところとなり、高演に見守られて周太妃は息を引き取る。結果、周太妃の遺言によって陸貞は一等宮女に昇格するが、真相発覚を恐れた婁皇太后は口封じのため青鏡殿(せいきょうでん)の宮女を皆殺しにしようとするが…。
  46分
[  10 話 ]  通じあう想い

火事になった青鏡殿から気を失った陸貞を救い出した高湛(こうたん)。彼はそれを見ていた高演に、陸貞を守るために自分の正体は秘密のままにしてほしいと頼む。しばらくして体調が回復した陸貞は、周太妃の法事を行う外出許可を得て町へ出かける。そして、彼女を追いかけてきた高湛と2人で楽しい時間を過ごす…。
  46分
[  11 話 ]  愛の証

父親が刑部(けいぶ)の役人である沈碧(しんへき)が陸貞(りくてい)を告発。手配書などの証拠も提出するが、高湛(こうたん)のお陰で陸貞は再び追及を逃れることができる。これに感激した陸貞は高湛に愛の証である帯を送るが、2人の逢引きを盗み見る人影に気づいた高湛が、咄嗟に陸貞に冷たく当たったため、彼女は振られたと勘違いしてしまい…。
  45分
[  12 話 ]  女官への道

高湛の冷淡な態度に深く傷ついた陸貞は酒を飲み過ぎ、翌朝、女官となるための大事な昇任試験に遅刻してしまう。だが、実技試験だけで首席をとる賭けを申し出て失格を免れた陸貞は、度重なるトラブルを切り抜け、見事な白磁を作って提出する。結果、陸貞の合否をめぐって王尚儀(おうしょうぎ)と婁尚侍(ろうしょうじ)の諍(いさか)いが起こり…。
  45分
[  13 話 ]  踏み出した一歩

合格の条件として試験と同じ白磁を再度作るという難題をこなした陸貞(りくてい)は、高演(こうえん)によって八品掌珍(しょうちん)に任命され、希望通り皇宮の財宝を取り扱う司宝司(しほうし)に配属される。そこで陸貞はさっそく帳簿の見直しに取り掛かり、持ち前の機転と才覚で宮女たちの信頼を得ると、高演から褒美を受けるほどの手腕を発揮する。
  46分
[  14 話 ]  貴妃との確執

高湛(こうたん)に対する誤解が解け、ついに仲直りした陸貞。彼女は高湛に二度と嘘をつかないでほしいと頼む。その後、陸貞は些細なことから高演との仲を喚雲(かんうん)に誤解され、喚雲から手ひどい仕打ちを受けて怪我をする。その上、彼女は祭事の主導権をめぐって火花を散らす、喚雲と婁皇太后(ろうこうたいごう)との争いに巻き込まれてしまい…。
  45分
[  15 話 ]  宣戦布告

自分の立場を脅かす陸貞(りくてい)を排除しようと考えた喚雲(かんうん)は、陸貞に濡れ衣を着せ、雪が降る屋外でひざまずかせる罰を与える。それを知った高湛(こうたん)は凍死寸前の陸貞を助け出して介抱すると、怒って喚雲の元に乗り込み、「陸貞は私の最愛の女だ」と宣言する。その言葉を聞いて高湛を愛し続けてきた喚雲は衝撃を受け…。
  45分
[  16 話 ]  重すぎる真実

喚雲の意に逆らって自分を助けた高湛の身を案じていた陸貞。彼女は王尚儀(おうしょうぎ)の言葉から高湛が実は高演(こうえん)の異母弟である長広王(ちょうこうおう)だと知り、彼の嘘と身分の差に愕然とする。結果、陸貞は玉佩(ぎょくはい)を返して高湛の前から去ることを選んだのだった。そのことで深く傷ついた高湛は、都から遠く離れた豫州(よしゅう)へと旅立っていく…。
  46分
[  17 話 ]  初めての嫉妬

健康を取り戻した陸貞(りくてい)は、父親の仇を討つため後宮に留まることを決意。彼女は悲しみを胸にしまって仕事に邁進し、透かし彫りの磁器を作る技を磨くために修練を重ねる。そんなある日、高湛(こうたん)が都に帰ってくると知ってこっそり出迎えに出た陸貞。彼女が見たのは、高湛の従妹・沈嘉敏(しんかびん)が彼に寄り添う姿だった…。
  45分
[  18 話 ]  不条理な苦難

長公主(ちょうこうしゅ)は沈国公(しんこくこう)の娘である沈嘉敏を高湛と結婚させたいと考えていた。そこで、婁尚侍(ろうしょうじ)は長公主の顔を立て、沈嘉敏を名ばかりの六品司珍(しちん)に任命、陸貞の上司として司宝司(しほうし)の管理を任せる。すると、沈嘉敏が陸貞を目の敵にし、的外れな采配をふるい始め司宝司は混乱。さらに、迎春の宴で大変な事件が起こり…。
  46分
[  19 話 ]  事件の謎

迎春の宴で竪琴を弾いた娘が突然倒れた事件について調査が始まる。やがて、陸貞(りくてい)の住む青鏡殿(せいきょうでん)から鳥兜(とりかぶと)の毒が見つかり、陸貞が竪琴に毒を塗ったと疑いがかかる。実は、その鳥兜は高湛(こうたん)から情報をもらった陸貞が父親の死因を調べるために入手したものだった。しかし、陸貞は本当のことを言えず投獄され…。
  46分
[  20 話 ]  新たな挑戦

毒を盛った陰謀の事実はなかったことが証明され、釈放された陸貞。一連の騒動で、彼女は自分だけを真摯に想ってくれる高湛の気持ちを理解し、頑なだった心を解いて彼と仲直りする。その後、婁尚侍(ろうしょうじ)に異動を願い出た陸貞は、後宮の衣装の管理を担う司衣司(しいし)に配属される。彼女はそこで心機一転、再出発を図るが…。
  46分
[  21 話 ]  忍び寄る陰謀

司衣司(しいし)の掌飾(しょうしょく)となった陸貞(りくてい)は、用勤院(ようきんいん)で彼女に嫌がらせをした沈碧(しんへき)と再会。初めは沈碧を警戒した陸貞だったが、彼女の忠誠心を目の当たりにして、過去は水に流すことにする。やがて、陸貞は沈碧と一緒に考えた五彩の衣が評価されて七品の典飾(てんしょく)に昇格。一方その頃、高湛との結婚を望む沈嘉敏(しんかびん)は喚雲(かんうん)に近づくが…。
  46分
[  22 話 ]  挫折と焦燥

司衣司の仕事で思わぬ失敗が続いて落ち込む陸貞。王尚儀(おうしょうぎ)の抜き打ち試験でも結果を出せず、八品に降格となった彼女は心労で倒れてしまう。その間に沈碧が昇格、陸貞は司衣司での居場所を失うことに。そこで、困った陸貞は婁皇太后(ろうこうたいごう)に相談に行くが、それを知った高湛は陸貞が婁皇太后に昇格をねだったと誤解して…。
  46分
[  23 話 ]  すれ違う心

怒って陸貞(りくてい)を責めたことを後悔するが、許してもらえない高湛(こうたん)。そんな時、彼は喚雲(かんうん)から「高演(こうえん)の子供さえ生まれなければ帝位を奪還できる」と謀反をそそのかされる。この二人の会話を知った婁皇太后(ろうこうたいごう)は激怒し、再び高湛の暗殺を画策。結果、高湛は被災地救済という危険な任務を負って平州(へいしゅう)に派遣されることになり…。
  45分
[  24 話 ]  交錯する想い

一年以内に世継ぎを作れと婁皇太后から命令された喚雲は、自分の替え玉に高演の相手をさせたことで謹慎処分を受ける。一方、女官試験のために努力を重ねた陸貞は、婁皇太后との約束通り見事に試験で首位となり、七品の典飾(てんしょく)に返り咲く。だが、喜びもつかの間、平州にいる高湛から陸貞あてに別れの手紙が届き…。
  45分
[  25 話 ]  新たなる決意

沈碧(しんへき)の裏切りや王尚儀(おうしょうぎ)の秘密を知ったうえ、命まで狙われて動揺を隠せない陸貞(りくてい)。これまでの考えは甘かったと痛感した陸貞は、後宮で生き抜く術を身につけ、一人前の女官になるべく、杜司儀(としぎ)に弟子入りして教えを請うことにする。そんなある日、被災地で動乱が起こって高湛(こうたん)が行方不明になったという知らせが届き…。
  46分
[  26 話 ]  決死の行動

高湛が婁皇太后(ろうこうたいごう)に命を狙われていると知った陸貞は、彼を救うために長公主(ちょうこうしゅ)の助けを借りようと計画。この計画には陸貞を憎む沈碧も高湛を愛するがゆえに協力する。そして、都から密かに脱出を図った陸貞は、思いがけず沈嘉敏(しんかびん)の兄・沈嘉彦(しんかげん)の助けを得て長公主の滞在地を訪問。だが、そんな彼女の前に沈嘉敏が現れ…。
  46分
[  27 話 ]  悲しい運命

高湛(こうたん)が無事に都へ帰還したと知った陸貞(りくてい)は、さっそく高演(こうえん)ともに面会に行く。だが、そこで2人は抱き合う高湛と喚雲(かんうん)を目撃。陸貞は初めて高湛と喚雲が恋仲だった過去を知り、自分は喚雲の代用品なのではないかと悩み始める。一方その頃、高湛の救出に沈家(しんけ)が協力したことで、高湛と沈嘉敏(しんかびん)の縁談が進展し…。
  46分
[  28 話 ]  秘密と嘘

沈碧(しんへき)の密告で陸貞と高湛の仲を知った婁尚侍(ろうしょうじ)は、陸貞の仕事に因縁をつけて彼女を停職に追い込む。途方に暮れた陸貞だったが、高演の計らいで磁器を生産する官窯を作る仕事を任されることに。そして、その業務で町に出た彼女は偶然、沈嘉彦(しんかげん)と再会する。だが、陸貞は自分の正体を知らない彼に本当のことを言えず…。
  45分
[  29 話 ]  結婚の約束

沈嘉敏(しんかびん)との縁談をきっぱり断った高湛(こうたん)は、陸貞(りくてい)に結婚を約束する。そんな高湛に陸貞は、自分一人だけを愛してほしいという望みを伝えるのだった。一方その頃、婁尚侍(ろうしょうじ)と沈碧(しんへき)は二人の結婚を阻止しようと動いていた。二人は高湛をあきらめきれない沈嘉敏をそそのかし、陸貞に辱めを与える卑劣な計画を実行に移すが…。
  46分
[  30 話 ]  絶体絶命

婁尚侍の企みはことごとく失敗し、信用を失った彼女は西仏堂(せいぶつどう)で謹慎生活を送ることに。同時に婁皇太后(ろうこうたいごう)も、弟・婁健(ろうけん)が高湛の暗殺を謀ったことが明かになったために高演(こうえん)に引退を迫られ、西仏堂で隠居することになる。そんな中、後ろ盾を失った沈碧は、自分の悪事が公になるのを恐れ、陸貞の命を奪おうとしていた…。
  45分
[  31 話 ]  消えかかる命

陸貞(りくてい)は鉱山の爆発で瀕死の重体となり昏睡状態に。一方、真犯人の沈碧(しんへき)をかばった婁尚侍(ろうしょうじ)は隠蔽工作を図ったうえ、陸貞にとどめを刺そうと密かに彼女の薬に毒を盛る。結果、陸貞は危篤となって生死の境を彷徨うが、杜司儀(としぎ)の機転で一命を取り留める。しかし、目覚めた陸貞は右手が思うように動かず…。
  46分
[  32 話 ]  絶望の淵

長公主(ちょうこうしゅ)が高演(こうえん)に代わって詔を読み上げ、正式に高湛(こうたん)と沈嘉敏(しんかびん)の婚約を発表する。沈嘉敏に呼び出されて宮外にいた陸貞はそれを知って激しく動揺、自分の右手が一生治らないことも分かり、愛も生きがいもすべてを失ったと絶望してしまう。そして、失意のうちに手首を切った陸貞は、駆けつけた沈嘉彦(しんかげん)に助けられ…。
  46分
[  33 話 ]  再生への道

高湛(こうたん)から沈嘉敏(しんかびん)との婚約はご破算にすると約束され、希望を取り戻した陸貞(りくてい)。彼女はもう磁器は作れないと落胆していたが、高湛の励ましで仕事に復帰すると、ついに官窯の設立にこぎ着ける。一方その頃、早くも皇太弟妃を気取る沈嘉敏が、亡き乳姉妹の仇である婁尚侍(ろうしょうじ)に宣戦布告、それが思わぬ事件を呼び起こし…。
  46分
[  34 話 ]  父の敵討ち

婁尚侍による嘘の証言で沈嘉敏を墜落死させた容疑者となった陸貞。だが、婁尚侍がかつて王尚儀(おうしょうぎ)を暗殺しようとした証拠を握っている彼女は、それを婁尚侍に突きつけて証言を撤回させる。こうして容疑を晴らした陸貞は、念願かなって六品司衣(しい)に昇進。彼女はさっそく父の敵討ちを果たすべく継母を告発するが…。
  46分
[  35 話 ]  出生の秘密

陸貞(りくてい)が六品に昇進したことで、ついに結婚の時機が来たと喜ぶ高湛(こうたん)。だが、高湛が陸貞の退官を望む一方で、陸貞は仕事を続けたいと願っていた。しかも、彼女は自分の出生の秘密を知ったことで、まず先に実の父親を捜そうと決意。形見の九鸞釵(くらんさい)を手がかりに、かつて後宮にいたと思われる母親の素性を調べ始め…。
  46分
[  36 話 ]  全面対決

五品の尚宮(しょうきゅう)に昇進して王尚儀(おうしょうぎ)と肩を並べた陸貞は、司計司(しけいし)・司衣司(しいし)・司宝司(しほうし)を任されることに。また、彼女は高湛と和解して仕事を続けることを認めてもらい、高演(こうえん)に命じられた国の財政立て直しにも着手する。そして、意を決した陸貞は、これまで権力を笠に着て皇宮の財産を着服してきた婁尚侍(ろうしょうじ)との対決に臨むが…。
  46分
[  37 話 ]  卑劣な罠

婁尚侍(ろうしょうじ)が行った不正を暴く証拠となる帳簿が何者かによって改ざんされた。実は、沈碧(しんへき)に丸め込まれた玲瓏(れいろう)の仕業だったが、陸貞(りくてい)は刺客に襲われたという玲瓏の嘘を信じてしまう。そして、婁尚侍を牽制するために婁皇太后(ろうこうたいごう)を懐柔する作戦に出た陸貞。だが、それに対抗した婁尚侍が沈碧を使って高湛(こうたん)に卑劣な罠を仕掛け…。
  46分
[  38 話 ]  忍耐の日々

高湛が沈碧と一夜を共にしたと知った陸貞は、罠にはめられた高湛に罪はないと分かっていても辛い気持ちを拭えなかった。だが、事実をひた隠しにする高湛の前で彼女は知らぬふりを続け、陳(ちん)へ旅立つ彼を気丈に見送る。一方その頃、高湛の不在を好機と捉えた婁皇太后は、復権に向けて本格的に動き出していた…。
  46分
[  39 話 ]  驚愕の事実

婁皇太后(ろうこうたいごう)が仁寿殿(じんじゅでん)に戻り、新年の参賀が行われる。その最中、沈碧(しんへき)に妊娠の兆候が見られ、侍医たちが呼ばれる。そして、沈碧は身ごもったと診断されるが、高湛(こうたん)は「陸貞(りくてい)以外の女性に子供を産ませる気はない」と言い放つ。そんな彼に陸貞は「沈碧を娶(めと)ることになっても子供は殺さないでほしい」と訴え…。
  46分
[  40 話 ]  対決の結末

沈碧の妊娠が嘘である証拠を握った高湛は彼女を告発。沈碧が婁尚侍(ろうしょうじ)の命令だったと証言した結果、婁尚侍は直ちに処刑される。そこで、立場が危うくなった婁皇太后は、すぐさま玲瓏(れいろう)を利用して高湛と喚雲(かんうん)を陥れる陰謀を画策。だが、自責の念と恐怖に耐えられなくなった玲瓏は、高湛にすべてを告白して…。
  46分
[  41 話 ]  敵の反撃

野蚕で錦を作ることに成功した陸貞(りくてい)は、織染署官(しょくせんしょかん)に任命される。同時に、従三品の昭儀(しょうぎ)に昇進した彼女は、朝議にも参加できる身分となる。だが、高演(こうえん)が体調を崩したことで事態は急転。反乱軍を従えて宮中に戻った婁皇太后(ろうこうたいごう)が、出征中の高湛(こうたん)が謀反を起こしたと主張し、武力で政治の実権を奪おうとする…。
  45分
[  42 話 ]  反乱軍との戦い

反乱軍によって皇宮を制圧し、高演、喚雲(かんうん)を軟禁した婁皇太后。彼女は長公主(ちょうこうしゅ)を殺し、陸貞を人質にして高湛に降伏を迫るが、陸貞は自分の命と引き換えに国を救おうと勇気ある行動に出る。結果、高湛は反乱軍を撃退することに成功するが、婁皇太后は逃亡。重傷を負った陸貞は生死の境を彷徨うことになり…。
  45分
[  43 話 ]  悲しき別れ

婁皇太后(ろうこうたいごう)が魏(ぎ)と手を結んだ結果、斉(せい)の都は陥落。その混乱の中で高演(こうえん)は矢を受けて死亡、喚雲(かんうん)は産気づいて皇子を産み落とす。だが、喚雲もまた息を引き取り、皇子は陸貞(りくてい)の手に託されたのだった。一方、魏の人質となった高湛(こうたん)は、命をなげうって彼を助けた沈碧(しんへき)のお陰で逃亡に成功、陳(ちん)の文帝(ぶんてい)に保護されるが…。
  46分
[  44 話 ]  果たされた復讐

婁皇太后が皇子の偽者を用意して傀儡(かいらい)政権を作ろうとしていると知った陸貞は、危険を冒して宮中に戻る。そこに、死んだと思っていた高湛が軍を率いて帰還し、婁皇太后の野望を打ち砕く。こうしてついに敵討ちを果たし高湛が、新たな皇帝に即位。だが、彼を援助した陳の文帝が思わぬ要求を突きつけてきて…。
  46分
[  45 話 ]  最後の選択

陳(ちん)の文帝(ぶんてい)が援助の見返りとして要求したのは、娘の公主(こうしゅ)を皇后にすることだった。高湛(こうたん)はそれを拒否するが、陳の文帝は彼に処方した薬に密かに毒を盛っていた。それを知った陸貞(りくてい)は、解毒剤を得て高湛の命を助け、陳との戦争を避けて斉(せい)を救うには自分が身を引くしかないと考え、1人で後宮を去っていくが…。
  45分

 この作品を見た方におすすめの作品

女医明妃伝~雪の日の誓い~
 5.00
P
君、花海棠の紅にあらず
 5.00
P
山海情~明日に咲く希望の種~
 4.60
P
白鹿原
 4.40
P
趙氏孤児
 4.00
P
運命の桃花~宸汐縁~
 4.00
P
慶余年~麒麟児、現る~
 4.00
P
大宋少年志~secret mission~
 3.95
P
若様!私がお守りします
 3.35
P
美人制造~唐の美容整形師~
 3.10
P
春花秋月~初恋は時をこえて~
 3.10
P
三千鴉の恋歌
 2.70
P
神雕侠侶〜天翔ける愛〜
 2.50
P
美人心計~一人の妃と二人の皇帝~
 2.00
P
煙雨降る後宮~偽りの女官の復讐~
P
ボディガード~翡翠に込めた誓い~
P