大宋少年志~secret mission~

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中国

大宋少年志
~secret mission~

全 42 話 /   40 分

正義に、集え
大ヒットドラマ「慶余年」脚本家 王倦(ワン・ジュエン)が贈る6人の若き勇士たちのアクション&ラブ史劇
内容
時は宋の時代。太学院で学ぶ元仲辛(げん・ちゅうしん)は兄の元伯鰭(げん・はくき)が反逆者の嫌疑をかけられたことで、退学を命じられてしまう。友人の王寛(おう・かん)はそれに異を唱えるが覆らない。そんな中、元仲辛と王寛の前に、趙簡(ちょう・かん)と名乗る謎の女が現れる。彼女は軟禁されている元伯鰭の救出に手を貸すと言う。訝しがりながらも、元仲辛と王寛は、趙簡に指定された妓楼に赴く。そこには “高官の息子”であることを笠に着る韋衙内(い・がない)もいた。妓女の姿をした趙簡が現れると、3人は薬の入った煙幕で眠らされてしまう。翌朝、3人が目を覚ますとそこは寂れた寺で、しかも刺客を率いた趙簡に取り囲まれていた。実は彼女は、国の将来を担う人材を育てるため秘密裏に組織された機関「秘閣」の一員だったのだ。趙簡は、元伯鰭の救出を手伝う代わりに、忠誠の証として王寛を殺すよう、元仲辛に迫る。
詳細

ジャンル

中国ドラマ,恋愛,歴史・時代劇,アクション
評価 3.95 点     (  豆瓣  )
レーティング ALL  ( G )
制作年 2019年作
 
監督 イ・ゼン
ワン・フェイ
脚本 ワン・ジュエン
出演者


©MANGO STUDIOS CO. LTD.
エピソード
レビュー (0)
[  1 話 ]  動き出した宿命

慶暦元年、“祈川寨(きせんさい)の戦い”で大敗を喫した北宋(ほくそう)。2年後、禁軍の都頭・梁竹(りょうちく)は私怨も重なり、1人生き残った元伯鰭(げんはくき)を捕らえる。元伯鰭の異母弟・元仲辛(げんちゅうしん)は太学院の学生であったが、兄の仕える樊(はん)宰相の失脚により退学となる。処分に不服を申す学友・王寛(おうかん)は元仲辛に同行する。そんな折、謎の美女から妓楼への招待状を受け取る。
45分
[  2 話 ]  選ばれし者たち

元仲辛と王寛、殿前太尉の息子・韋衙内(いがない)が一夜を過ごしたのは、妓楼ではなく荒れ寺だった。彼らをこの場所に招き監禁したのは、謎の美女・趙簡(ちょうかん)。3人は芝居を打ち従うふりをするが、突然、王寛は趙簡を許婚だと紹介する。趙簡は開封(かいほう)に潜入した敵国・遼(りょう)の間者を捕らえるために協力を求めるが、元仲辛は兄の解放と報酬5万貫を要求する。
45分
[  3 話 ]  青春をかける

王寛と韋衙内は拉致され、連行された場所で対面する。そこは宮中の秘閣という名の学院だった。秘閣の学長・陸観年(りくかんねん)は王寛と韋衙内に入学を勧めるが、訳ありの元仲辛の入学は難しいと言う。一方、客と妓女を装った元仲辛と趙簡は、敵を釣り上げようと街を歩く。しかし、元仲辛は趙簡を騙してわざと身元を示してある者と接触する。
45分
[  4 話 ]  画策の連続

遼の間者・韓断章(かんだんしょう)と手を組み、趙簡を捕らえた元仲辛。趙簡は元仲辛を殺せば秘閣の内幕を話すと、韓断章に交渉を持ちかける。そんな中、元仲辛と趙簡の失踪により禁軍が出動し、街は混乱状態に。王寛と韋衙内、秘閣に在学する裴景(はいけい)と薛映(せつえい)は陸観年からの命令で、失踪事件の解決に当たる。
45分
[  5 話 ]  運命への抵抗

目的の達成に近づいた元仲辛は、韓断章を逃がそうとする。しかし、韓断章はわざと捕まるために開封に来たのだと不可解なことを言いだす。元仲辛は計画どおり趙簡を連れて都を出ようとするが、拘束されていたのは彼のほうだった。兄のためにどうしても秘閣に入りたくない元仲辛は、王寛たちの目の前で井戸に身投げしてしまう。
44分
[  6 話 ]  決断の時

韋衙内の父で殿前太尉の韋卓然(いたくぜん)は、梁竹率いる禁軍を攻撃したとして元伯鰭を捕らえようとする。陸観年は元伯鰭に助け船を出し、元仲辛を秘閣へと勧誘する。行き場のない元仲辛は観念して秘閣へと向かうことに。
45分
[  7 話 ]  始動

秘閣・第7寮の寮長に趙簡と王寛、韋衙内が立候補したため、5日間の講義を受けた後、3人の師匠により選任されることに。1人目の師匠は元仲辛のよく知る老賊(ろうぞく)で、裏社会についての講義を受け持つ。2人目は追跡の達人である軍人・岳(がく)。元仲辛はある計画を立てていたのだが、3人目の師匠はまさかのあの人だった。
44分
[  8 話 ]  消えた仲間たち

消えた密書を捜す命を受けた王寛たち第7寮の4人は、囚人になりすまし牢城に潜入する。しかし、まもなく4人が牢城から消えたという知らせが秘閣に届く。残っていた元仲辛と趙簡は、陸観年から密書を捜す任務を任せられるが、2人は密書の情報に疑問を持つ。すると、陸観年は2人を密室に連れていき、情報を提供した者に会わせる。
46分
[  9 話 ]  謎に包まれた姿

牢城で小間使いをする丁二(ていじ)には裏がありそうだと考える元仲辛と趙簡。囚人たちを操る尊師に会うため、元仲辛は牢城の営頭を説得し武器庫の鍵を持ち出す。尊師に仕える伝道師は元仲辛の手柄だと信じて大喜び。尊師に対面することになった元仲辛と趙簡は、その正体について丁二か、営頭か、それとも陸観年か、あれこれ考えを巡らせる。
45分
[  10 話 ]  命の危機

元仲辛は営頭に呼ばれるが、部屋にいたのは副営頭で営頭は急死したと聞かされる。副営頭は元仲辛と前営頭の関わりを疑い、趙簡の姿が見当たらないのを理由に、元仲辛を殺そうとする。その頃、趙簡は洞窟に潜入し王寛と再会する。王寛は自分が逃げれば薛映と裴景が殺されると言い、洞窟を調べるきっかけとなったある物を趙簡に託す。
46分
[  11 話 ]  男の正体

丁二は元仲辛に、望みを聞くかわりに趙簡を譲れと迫る。洞窟に潜み、汴水(べんすい)の船頭団を仕切る素星橋(そせいきょう)は、元仲辛たちが遼の者しか知らないはずの密書を捜していたことで、遼の間者だと疑っていた。そこで元仲辛は疑いを晴らすためにある行動に出る。翌日、脱獄が決行され、戦う元仲辛たち。そして、疑わしき丁二の正体が明らかになる。
45分
[  12 話 ]  終わりの向こうに

牢城での任務を終え、第7寮員は陸観年から貢献度が最上位と最下位の者を挙げさせられる。今回の任務は完璧ではなく、罰として最下位の者が秘閣を辞めねばならない。その事態を阻止するために、元仲辛は陸観年と第7寮の仲間たちを趙簡の待つ場所へと連れていく。そこは遼の間者の根城であり、元仲辛と趙簡が捕らえた者がいた。
44分
[  13 話 ]  好機は窮地

次なる任務のために動き出した第7寮の6人。宋(そう)が誇る兵器・弓弩の職人である陳親方を極秘経路で移送する際、襲撃に遭ってしまう。韋衙内と薛映は逃げる陳親方の身柄を押さえ、薛映の両親が営む店にかくまう。2人は名誉挽回のため手柄を独占するつもりだったのだ。そんな折、陳親方の消息不明が枢密院で問題となり、禁軍の捜査が始まる。
45分
[  14 話 ]  父親の姿

禁軍の捜査は薛映の両親の店にも及び、薛映はふがいない父親にいら立ちを隠せずにいた。王寛は裴景とともに、事件当日の裴景の外出経路をたどる。一方、陳(ちん)親方の馴染みの妓楼に潜入した元仲辛と趙簡は、そこで怪しげな者たちの姿を確認する。しかも、なぜか韋衙内までが妓楼に現れ、不審に思った2人は韋衙内を見張ることに。
44分
[  15 話 ]  苦肉の策

韋衙内と薛映が陳親方を監禁していたことに憤る趙簡。しかし、怪しげな禁軍に引き渡すことはできず、そもそも、なぜ陸観年が第7寮に重要人物の移送を託したのか、謎は解けないまま。そこで、陳親方を秘閣に連れて来てかくまうことで意見が一致する。元仲辛と陳親方は女装し、女子しか知らない抜け道を通るという荒業を使う。
45分
[  16 話 ]  学長命令

陸観年は第7寮が陳親方の捜索をやめていないことに気づき、王寛に彼らを監督するよう命ずる。そんな折、第7寮の部屋に抜き打ち検査が入ることに。第7寮の者たちは陳親方を隠すために必死で策を講じる。さらに、彼らは1人ずつ禁軍の審理を受ける。こうして第7寮の留守中、陳親方は女装して浴室の抜け道から逃げ出そうとする。
45分
[  17 話 ]  陽動作戦

設計図を完成させた陳親方。しかし、第7寮でかくまっていたことが陸観年にばれてしまう。第7寮は陳親方を枢密院まで移送し、内通者を突き止めるために禁軍と陳親方に罠をしかける。嘘の移送路で捜査をする禁軍の馬山(ばさん)を見た韋衙内は、父・韋(い)太尉の部下であることに気づく。一方、元仲辛は陳親方の饅頭へのこだわりを解こうとし…。
46分
[  18 話 ]  最後の言葉

陳親方の移送任務は終了するが、捕まったはずの馬山が処分されないことに趙簡は疑念を抱く。一方、趙簡の身上書を預かった元仲辛はどうするべきか悩むが、何より対処が難しいのは元仲辛自身の気持ちだった。そんな中、元仲辛と趙簡が枢密院にいる陳親方に会いに行くと、陳親方は別れ際に「二度と会えないだろう」と告げるのだった。
44分
[  19 話 ]  毒牙

殺害容疑で禁軍から追われる元仲辛と趙簡。機転を利かせ王寛たちと落ち合うが、趙簡が禁軍の矢に当たってしまう。だが、その矢は実は毒矢であり、12刻以内に解毒薬をのまなければ命を落とすというものであった。韋衙内は父が管理する解毒薬を禁軍の劉(りゅう)副都尉を使って入手する。だが、薬を運ぶ王寛と裴景は何者かに尾行され…。
45分
[  20 話 ]  信頼

元仲辛は解毒薬と引き換えに人質に取られた王寛を救いに行く。韋太尉から韋衙内と縁を切れば、王寛を解放すると条件を突きつけられ、元仲辛は別れの言葉を告げる。その後、王寛と薛映、裴景は西夏(せいか)の間者のアジトとなっている酒館を捜査する。一方、太尉府で潜入捜査をする元仲辛と趙簡は、韋太尉の怪しい情報を入手し…。
47分
[  21 話 ]  御曹司の決意

王寛たちは陸観年の協力を得て、西夏の間者・細封雲(さいほううん)を恋人のウン娘(うんじょう)とともに自国へ戻す準備を整える。2人を開封から脱出させる代わりに、禁軍と西夏による設計図の取り引きの内情を聞き出す計画だ。一方、韋衙内は韋太尉を探るために1人で韋太尉に同行するが、偶然にも家が窮乏していることを聞いてしまい、うろたえる。
46分
[  22 話 ]  父の誇り

元仲辛たちは西夏の間者になりすまし、韋太尉の計画を壊そうとする。だが、韋太尉の目を欺くことはできず、逃げ場を失う元仲辛たち。そして、設計図は西夏の間者の手に渡ってしまう。韋太尉は陸観年によって捕らえられるが、その手引きをしたのは韋衙内だった。しかし、韋衙内は父親を裏切ったことに苦しみ、死をもって償うと言う。
45分
[  23 話 ]  偽りの再会

演芸団に扮し新たな任務に就いた第7寮。趙簡は皇后の祝宴に出向く遼の舞踏団を警戒するが、護衛が堅く近づくことができない。頼みの綱は遼の郡主・雲霓(うんげい)と友人だという裴景だった。王寛は再会の邪魔をしたくないと気遣うが、裴景は雲霓を守るために協力を申し出る。友人との再会に心躍らせる裴景だったが、対面したのは…。
45分
[  24 話 ]  背水の陣

第7寮が保護した雲霓は一族の政権争いに巻き込まれ、敵側である偽の郡主に人質にされていたと話す。しかし真相は疑わしく、第7寮は雲霓を駅館にかくまうことにする。駅館に雲霓を移送する途中、舞踏団の侍衛から呼び止められ、雲霓が隠れている箱を見せろと迫られる。薛映は侍衛と戦って食い止めようとしたが、戦いの最中に箱を開けられてしまう。
46分
[  25 話 ]  射抜かれた2人

第7寮は逃亡した雲霓の捜索を偽の郡主から依頼される。雲霓は味方であるはずの遼の暗兵団から命を狙われていたのだった。元仲辛と趙簡は、一件に絡んでいるであろう者に目をつけて雲霓を捜し出す。しかし、群主暗殺を企む暗兵団に襲撃されてしまい、雲霓を守ろうとした元仲辛は雲霓とともに矢で射抜かれてしまい、重傷を負う。
45分
[  26 話 ]  欺瞞者

暗兵団の霍宇光(かくうこう)は雲霓が生きていると知り、再び殺害を企てる。だが、駅館は警備が強化され潜入が難しくなっていた。事態を予測した元仲辛は自らを利用させ、雲霓、偽の郡主に扮した小花(しょうか)、韓断章、そして陸観年の中で欺いているのは誰か、真相究明を目指す。そんな中、再び雲霓は姿を消して親王である兄を人質にしている者と密会する。
45分
[  27 話 ]  敵か味方か

令状により呼び出された王寛、韋衙内、薛映、裴景。待っていたのは宋の重鎮・呂簡(りょかん)太尉だった。呂簡は陸観年に疑念を持っており、宋に潜入している遼の間者を捕らえて、真相を明らかにせよと命ずる。一方、元仲辛と趙簡は韓断章に殺されかけた霍宇光を助ける。事情を知った第7寮は、雲霓に舞の献上を止めさせるべく画策をする。
46分
[  28 話 ]  固い絆

第7寮の計画を知っていた雲霓。第7寮と手を組んだはずの小花もまた、雲霓に従って祝宴での暗殺を実行して死ぬ覚悟だった。祝宴へ向かう馬車の中で雲霓は1人で祝宴の舞台に立つと小花に告げる。小花は一緒に死なせてほしいと訴えるが、香を嗅がされ眠ってしまう。「来世は姉妹として再会しよう」という言葉をかける雲霓だったが…。
45分
[  29 話 ]  容疑者の逃亡

霍宇光と衛兵・田虎(でんこ)殺害の容疑者となった元仲辛は第5寮長で犬猿の仲である劉生(りゅうせい)に捕らわれる。逃げれば罪を認めたことになると劉生から念を押された元仲辛だったが、翌朝、逃亡してしまう。一方、雲霓と小花から殺人犯として告発された劉生は、牢送りとなる。そんな折、王寛は元仲辛を見つけ、逃亡の理由を聞く。
44分
[  30 話 ]  狙われた友

劉生が殺害され、王寛に容疑がかかっていると知った第7寮は動揺する。陸観年は第7寮に王寛の捜索を命じるが、趙簡には韓断章の捜索を頑なに続けさせる。その結果、陸観年の裏切りを知ることになる趙簡。一方、元仲辛は雲霓をなだめすかし、隠された事実を聞き出す。その頃、劉生の死に怒り狂う第5寮の者が王寛を捜しまわっていた。
46分
[  31 話 ]  探り合い

韋衙内と薛映は陸観年に裴景が消えたことを伝え、助けを求める“ふり”をする。その頃、監禁されている趙簡のもとには、仮面をつけた男の姿があった。一方、韓断章は雲霓を捜し出すために、王寛殺しを謀る帝江(ていこう)と手を組む。2人は第7寮の暗号が記された場所で身を潜めて誰かが来るのを待つ。まもなく現れた裴景が暗号を読むと…。
44分
[  32 話 ]  闇に隠された怨恨

明らかになった韓断章の真相。韓断章の計画どおり雲霓と宋国の政略結婚が進めば、遼に内乱が起こり、また、第7寮の関与が原因で宋と遼の間にも戦が起こってしまう。戦を止めるには政略結婚をなくすほか道はなく、陸観年と王寛、そして元仲辛たちはそれぞれ、上奏文の到着を阻止しようとする。しかし、両者の動きは韓断章に阻まれ…。
45分
[  33 話 ]  離れられない運命

陸観年は秘閣の者の命を軽んじた韓断章を許すことはなかった。秘閣の閉鎖が決まり第7寮は別々の道を進むも、趙簡の縁談をきっかけに、ヒン州で再会。さらにその地には、赴いた元伯鰭と彼をつけまわす梁竹がいた。しかし、梁竹は姿を消してしまい、第7寮は捜索に動き出す。西夏に近いヒン州の地で新たな渦が待ち受けているのだった。
45分
[  34 話 ]  結婚話

王寛たちは以前より市場で疑わしい動きをしていた軍人を追っていたところ、予想外の者と遭遇する。それは姿を消していた梁竹だった。疑わしい連中と梁竹は仲間なのか、元仲辛たちはある作戦で梁竹をおびき寄せようとする。一方、趙簡の結婚が気になる元仲辛。そんな中、娘の想いを知った趙簡の父・趙(ちょう)王は、元仲辛を捕獲させ…。
46分
[  35 話 ]  怪事件

頑なに結婚を避ける元仲辛を目の当たりにした趙簡。そんな折、趙簡が懲らしめたはずの見合い相手・林墨生(りんぼくせい)から、“求婚試験”参加の申込みがある。趙王から要請された元仲辛は林墨生と婿の座を巡り試験を受けるが…。その後、元仲辛は林墨生の手下に襲われ仕返しを企むものの、すでに林墨生は護衛ともども皆殺しにされていた。
46分
[  36 話 ]  隣国からの求婚

元仲辛たちは林(りん)家の護衛で唯一生き残った李振(りしん)を捕らえるが、言動に不審な点が見られた。一方、王寛たちは林家の帳面から林墨生が探っていたある人物を割り出す。その者は間者とつながっているのか、または黒幕なのか。そんな中、“求婚試験”に合格した男が趙簡に会いに来る。その男の名は米禽牧北(べいきんぼくほく)、神と称される西夏の将軍だった。
46分
[  37 話 ]  罠には罠を

米禽牧北は趙簡に求婚し、西夏で志を果たす機会を与えると言う。一方、韋衙内は父親の地位を利用して西夏の皇商を率いる没藏宝歴(ぼつそうほうれき)に近づき、元仲辛は突飛な方法で李振に口を割らせる。すると、不可解な動きをする都尉の秦無涯(しんむがい)の狙いが皇商の会談にあると分かる。元仲辛は秦無涯の別宅に忍び込むが罠にかかって、火中に閉じ込められ…。
47分
[  38 話 ]  復讐

秦無涯の陰謀を阻止した第7寮。だが元伯鰭に追い詰められた秦無涯は自害し、真相は隠されたままだった。米禽牧北は第7寮に対決を挑み、自身が勝ったら趙簡を妻として西夏へ連れ帰ると言う。そんな中、元仲辛と趙簡は没藏宝歴の後を追い、密会の現場にたどり着く。密会の相手は復讐のために没藏宝歴と手を組もうとしていた。
45分
[  39 話 ]  秘密

祈川寨の戦いで西夏に布陣図を渡し、宋を裏切ったとされる将軍・周懸(しゅうけん)。元伯鰭は周懸への殺意に苛まれていた。元伯鰭が重罪を犯すことを阻止したい第7寮は陸観年に助けを求め、梁竹に周懸の密書を託す。そんな中、米禽牧北は元伯鰭を呼びつけ、その前で間者の名を口にする。これこそが元仲辛が趙簡との結婚を拒む理由だった。
46分
[  40 話 ]  不倶戴天の敵

元仲辛は第7寮の目を盗んで、兄・元伯鰭を逃がそうとする。傷ついた趙簡は元仲辛と取っ組み合い刺してしまう。元伯鰭は用意していた舟で去るが、それに協力したのは天敵となる人物だった。趙簡は傷を負い眠っている元仲辛の手を取り、何があろうと一緒に行くと誓う。「ありがとう」と呟く元仲辛の声は趙簡に届いていなかった。
47分
[  41 話 ]  祈川寨の祭祀(さいし)

米禽牧北により、監禁された王寛と裴景、韋衙内。元仲辛と薛映は3人を捜し出すが、罠にはまってしまう。一方、米禽牧北に連れ去られた趙簡は逃げ出し元仲辛のもとへ。その頃、祈川寨では慰霊祭が始まろうとしていた。そこで起きるであろう米禽牧北の本当の狙いに気づいた元仲辛たちは、祈川寨へと向かうのだった。
47分
[  42 話 ]  戦いの先に

元伯鰭が周懸を連行し、祈川寨を去ろうとしたその時、来るはずのない陸観年が現れる。ついに事の真相が明らかになるのだが、その時、すでに米禽牧北率いる西夏軍に包囲されていた。陸観年の指揮のもと、元仲辛たちは西夏軍に立ち向かおうとする。それぞれの思いを胸に、陰謀と決戦を終結させ、新しい未来が待っているはずだった。
45分

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