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[第 1 話 ] 第1話
45分
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1937年、日本軍に占拠された上海から香港に渡る機内で、国民党の秘密工作組織で“毒ハチ”と呼ばれる王天風(ワン・ティエンフォン)の命を救った明(ミン)家の末子・明台(ミン・タイ)は、鋭い洞察力を見込まれて王天風に拉致され、特殊工作員として訓練を受けることになる。国民党スパイ組織の情報処処長・汪曼春(ワン・マンチュン)は共産党との繋がりが疑われる6名を射殺し、日本の特高課(スパイ組織)・南田洋子に報告。さらにかつて交際していた明家の長男・明楼(ミン・ロウ)に尾行をつける。明楼の秘書・明誠(ミン・チョン)は、南田の指示で明楼を調査していた原田熊二をトイレで暗殺する。
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[第 2 話 ] 第2話
45分
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国民党の秘密工作組織に拉致され訓練を受けていた末子・明台(ミン・タイ)は、姉・明鏡(ミン・ジン)や秘書・明誠(ミン・チョン)との電話で平穏を装うが、異常に勘付いた明誠は救出を手配する。明台を拉致した“毒ハチ”王天風(ワン・ティエンフォン)はこの救出を阻止しようとするが、浴室で美女・于曼麗(ユー・マンリー)と出会った明台は自らの意思で秘密工作組織に残る決心を下していた。国民党スパイ組織の行動処処長・梁仲春(リャン・ジョンチュン)は同情報処処長・汪曼春(ワン・マンチュン)に、無断で6名を射殺したことを警告する。
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[第 3 話 ] 第3話
45分
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国民党の情報処処長・汪曼春(ワン・マンチュン)は、共産党員を連日逮捕する演技で本物の共産党員を釣りだす。日本の特高課・南田洋子は明家の長男・明楼(ミン・ロウ)に安全保障面で協力を求めるも、経済対策で忙しいと断られる。南田はさらに、明楼の秘書・明誠(ミン・チョン)を役職で誘惑して明楼から引きはがそうとする。明家の末子・明台(ミン・タイ)は国民党の秘密工作組織で、過去が謎に包まれた美女・于曼麗(ユー・マンリー)と命を預け合う相棒になる。誰とも話さなかった于曼麗は明台に心を開きかけるが、情が芽生えれば死につながると王天風(ワン・ティエンフォン)に警告される。
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[第 4 話 ] 第4話
45分
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国民党の秘密工作組織で命を預け合う相棒同士になった明台(ミン・タイ)と于曼麗(ユー・マンリー)は、任務で重慶に向かった際に日本軍の空襲にあい、混乱に乗じて于曼麗が逃亡をはかるが、彼女の逃亡を阻止せずに見送った明台の優しさに触れた于曼麗は思いとどまって組織に戻る。一方、教官と揉めて明台が追放されそうになると、彼が組織から抜け出す唯一のチャンスと于曼麗は考え、優しく明台を送り出す…。だがこうした一幕は、2人の心を組織に根付かせるために王天風(ワン・ティエンフォン)が用意したシナリオだった…。
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[第 5 話 ] 第5話
45分
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国民党の秘密工作組織から追放された明台(ミン・タイ)は、“相棒”于曼麗(ユー・マンリー)が死刑囚になるまでの悲惨な過去を知る。“相棒”を失えば組織に残った于曼麗が処刑されることも知った明台は、自由気ままな態度を改めて軍人として組織に戻ることを王天風(ワン・ティエンフォン)に誓う。明誠(ミン・チョン)は利益に釣られた演技で特高課の南田洋子に接近し、情報処処長の汪曼春(ワン・マンチュン)に共産党員の取り締まりを中止させるよう働きかける。行動処処長の梁仲春(リャン・ジョンチュン)は、殺された原田熊二に代わって経済の要職に就いた明楼(ミン・ロウ)を疑い始める。
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[第 6 話 ] 第6話
45分
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日本軍が占拠した上海で、日本との“協力”をはかる国民党政府(汪兆銘の傀儡政府)の要職に就いた明楼(ミン・ロウ)は、禁輸品である医療物資を抗日戦線に送ろうとする姉の明鏡(ミン・ジン)に売国奴になったと疑われるが、姉に危険が及ばないよう自分が共産党地下組織の一員であることを隠しつつも、医療物資の輸送許可を出す。一方、明楼は自分を疑い始めた行動処処長・梁仲春(リャン・ジョンチュン)に対しては、延安(えんあん)を拠点とする共産党員であることを悟られないよう、あえて蒋介石率いる重慶(じゅうけい)の抗日国民党政府の回し者であるかのように振る舞う。
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[第 7 話 ] 第7話
45分
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“毒ヘビ”のコードネームを持つ明楼(ミン・ロウ)は、香港経由で上海を訪れる天皇の特使“ポーランドの鷹”を暗殺するよう、“毒ハチ”王天風(ワン・ティエンフォン)に命ずる。この任務を遂行すべく、明台(ミン・タイ)と于曼麗(ユー・マンリー)は香港に派遣される。明台は初めて人を殺めることに躊躇しつつも、何とか暗殺を成功させる。明鏡(ミン・ジン)も禁輸品の医療物資を抗日戦線に送るべく香港に来ており、明台は香港の大学に通っていたかのように振る舞う。明鏡は、明台の母親が自分の命を救うために事故死して以来、幼い明台を義弟として引き取り、ずっと明台の父親を捜している。
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[第 8 話 ] 第8話
45分
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香港で暗殺任務を達成した于曼麗(ユー・マンリー)は、かつて自分を妓楼に売った養父を偶然街で見かけ、相棒の明台(ミン・タイ)と共に養父殺害を試みる。この行動が軍令違反だと師・王天風(ワン・ティエンフォン)に叱責されるが、明台は死して責任を償おうとし、于曼麗は再度現れた養父を見逃したことが王天風に評価され、訓練生を卒業して“見張り役”の郭(グォー)副官と共に上海に赴任。明台は“毒サソリ”の称号を得て、于曼麗は死刑が免除される。明楼(ミン・ロウ)に離反している演技を続ける明誠(ミン・チョン)は、行動処処長の梁仲春(リャン・ジョンチュン)に闇取引を持ちかけられる。
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[第 9 話 ] 第9話
45分
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日本と汪兆銘の傀儡政府が南京で“平和大会”を開催すべく準備を進める中、“毒ヘビ”明楼(ミン・ロウ)はこれを阻止すべく、大会に参加する要人が乗る特別列車を爆破しようと計画する。その為に必要な火薬を調達すべく、明鏡(ミン・ジン)は骨董屋から、“毒サソリ”明台(ミン・タイ)は仕立屋から入手を試みるも、それぞれ傀儡政府の行動処処長の梁仲春(リャン・ジョンチュン)と情報処処長の汪曼春(ワン・マンチュン)に阻止される。明楼はやむなく列車の爆破計画を明鏡に打ち明け、自家の鉱山で使う火薬を流用するよう提案する。一方、日本軍は抗日分子の調査に“孤狼(ころう)”を起用する。
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[第 10 話 ] 第10話
45分
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鉱山から明誠(ミン・チョン)経由で火薬を入手した明台(ミン・タイ)は、巧みな日本語を駆使して上海から南京の“平和大会”に向かう特別列車に乗り込んで爆破をはかる。しかしこの列車には共産党員の程錦雲(チョン・ジンユン)も日本人医師を装って同乗しており、彼女は列車の爆破に加え、日本軍の機密文書の入手任務も担っていた。2人は協力し合い、個室で作戦を相談する途中、突然入室して来た日本兵に怪しまれないよう、恋人を装って口づけを交わす…。列車に同乗していた程錦雲の仲間の協力もあり、2人とも任務を終えて爆破前に列車から飛び降りるが、程錦雲の仲間は列車に取り残される。
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[第 11 話 ] 第11話
45分
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自らが仕掛けた列車爆破によって、傀儡政府の要職に就く明楼(ミン・ロウ)は窮地に立たされ、自分に思いを寄せる情報処処長の汪曼春(ワン・マンチュン)に接近して協力を得る。汪曼春は、かつて明楼との交際に反対した彼の姉・明鏡(ミン・ジン)に恨みを抱いているが、明楼は姉と仲違いしているかのように振る舞う。行動処処長の梁仲春(リャン・ジョンチュン)は、無線機が傍受されて闇取引を暴かれそうになるが、傍受班の汪曼春の部下に圧力をかけて揉み消す。“毒サソリ”明台(ミン・タイ)は、汪曼春のおじ・汪芙蕖(ワン・フーチュー)を暗殺して、明楼の父親と自分の母親の仇討ちを果たす。
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[第 12 話 ] 第12話
45分
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おじを暗殺された情報処処長の汪曼春(ワン・マンチュン)は怒りと悲しみに駆られる。“毒ヘビ”明楼(ミン・ロウ)は、“毒サソリ”明台(ミン・タイ)が暗殺者だと知りながら、行動処処長の梁仲春(リャン・ジョンチュン)に調査を命じる。大晦日の夜、明台は共に列車を爆破した共産党員の程錦雲(チョン・ジンユン)に偶然街で会い、革命映画よりもロマン映画を好むと答えた彼女にひかれる。明台はサプライズで帰宅したつもりだったが、明楼は明台が帰宅することを知っていた。明楼が“毒ヘビ”だと知らない明台は、明楼のことを不審に思う。
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[第 13 話 ] 第13話
45分
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傀儡政府の要職についた明楼(ミン・ロウ)を売国奴だと疑う明台(ミン・タイ)は、明楼の鞄を漁って情報収集するが、明楼も明誠(ミン・チョン)も気づかないふりをする。戦火に追われて明家に使用人として戻って来た“桂(グイ)おば”は明誠の養母だが、幼少の頃、桂おばに酷い目に遭わされた明誠は彼女を追い出す。明誠は日本の特高課・南田に、列車爆破の件で特務組織(76号)に探りを入れるよう促す。一方、南田は明鏡(ミン・ジン)を共産党員と疑い、明鏡を恨む76号の情報処処長・汪曼春(ワン・マンチュン)を利用し、“孤狼”と共に証拠をつかむよう働きかける。
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[第 14 話 ] 第14話
45分
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共産党員の程錦雲(チョン・ジンユン)が、任務中に76号に捕らわれると、彼女の上司にあたる“黎(リー)おじ”は“毒サソリ”明台(ミン・タイ)に助けを求める。明台の相棒・于曼麗(ユー・マンリー)は、救出対象が程錦雲であると知ると“毒ヘビ”に指示を仰ぐべきだと制止するが、明台は独断で程錦雲を救出し、行動処処長・梁仲春(リャン・ジョンチュン)の“義弟”らを射殺する。その後、またも街で程錦雲に偶然会った明台は彼女に想いを伝えるも、程錦雲は別の陣営に所属する2人が一緒になるべきではないと立ち去る。しかし明台は立ち去る程錦雲に駆け寄り、2人は2度目の口づけを交わす。
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[第 15 話 ] 第15話
45分
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明楼(ミン・ロウ)は汪曼春(ワン・マンチュン)に情報処の仕事から手を引くよう諭すが失敗する。“毒ヘビ”明楼、“毒サソリ”明台(ミン・タイ)、共産党の“黎(リー)おじ”は、ともに傀儡政府軍需部の陳炳(チェン・ビン)から情報を入手するべく動き出す。黎おじは、明台に接近しすぎないよう程錦雲(チョン・ジンユン)に警告するが、同時に明台に共産党員としての素質を見出す。使用人として明家に戻った“桂(グイ)おば”は、留守を狙って明家で機密情報を漁る。明誠(ミン・チョン)は、梁仲春(リャン・ジョンチュン)の“義弟(愛人の弟)”の死を梁夫人に伝える体で、愛人の存在を示唆する。
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[第 16 話 ] 第16話
45分
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于曼麗(ユー・マンリー)は軍需部の陳炳(チェン・ビン)を色仕掛けで殺害し、機密情報を入手する。彼女は無線で、国民党上層部による国難に乗じた汚職情報に触れるも、明台に危険が及ばぬよう、郭(グォー)副官と共に明台(ミン・タイ)に真相を隠す。梁仲春(リャン・ジョンチュン)の浮気による梁家の騒ぎを鎮めた明誠(ミン・チョン)は、梁仲春から“孤狼”の情報を得る。汪曼春(ワン・マンチュン)は“孤狼”と接触し、明鏡(ミン・ジン)が共産党に通じている根拠と、列車爆破など一連の事件に明楼(ミン・ロウ)が関与している嫌疑を伝えられる。“孤狼”の正体は“桂(グイ)おば”だった。
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[第 17 話 ] 第17話
45分
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明誠(ミン・チョン)は特高課の南田に資料を送る際、彼女の引き出しから“孤狼”が提供した明家の情報を見つけ、“桂(グイ)おば”を疑う。郭(グォー)副官に、明台への想いを打ち明けた于曼麗(ユー・マンリー)は、明台に隠し事をしていることに後ろめたさを感じていた。日本領事館内を偵察した後、文書を強奪した明台(ミン・タイ)は、追跡されて上海ホテルに逃げ込む。このホテルでは明楼(ミン・ロウ)の義兄・明堂(ミン・タン)が新作の香水発表会を行っており、明家の面々もそろっていた。突然訪れた明台を怪しいと感じた明堂は、事を荒立てぬよう明台をかくまってその場をやり過ごす。
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[第 18 話 ] 第18話
45分
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上海ホテルまで明台(ミン・タイ)を追跡した李(リー)秘書は、表向きの上司は汪曼春(ワン・マンチュン)だが、実は南田の指示で動く日本人だった。汪曼春は正体が露呈した李秘書に対し、南田には報告せず、自分にだけ報告するよう求める。明楼(ミン・ロウ)の秘書・明誠(ミン・チョン)は李秘書を見舞いに行った際、同じ秘書処に属する劉(リウ)秘書が、日本人と同じハンカチを持っていることに気づく。再度日本領事館に潜入した明台は、ここでも同じ任務を担う程錦雲(チョン・ジンユン)とはちあい、協力して機密文書を入手するも、脱出に失敗して2人で領事館の屋根に取り残されてしまう。
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[第 19 話 ] 第19話
45分
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黎(リー)おじの協力で領事館から脱出した明台(ミン・タイ)と程錦雲(チョン・ジンユン)は、機密文書を撮影するために宿で一泊する。領事館の様子を見にきた明誠(ミン・チョン)は、明楼(ミン・ロウ)が明台にあげた腕時計が落ちているのを見つけ、密かに回収する。しかし、その時計は南田が先に見つけて敢えて放置していたものであり、それを回収してしまった明誠は南田に疑われる。南田の罠を見抜いた毒ヘビ・明楼は、明誠に腕時計は毒ハチ・王天風(ワン・ティエンフォン)の物だと南田に説明させ、アクションコード“狩猟”を発動し、南田の暗殺を企てる。
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[第 20 話 ] 第20話
45分
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“売国奴”の立場にある明楼(ミン・ロウ)も、いずれ暗殺の対象となることを恐れた明台(ミン・タイ)は、遠回しに警告する。明家の使用人にして自らの養母でもある桂(グイ)おばを“孤狼”だと特定した明誠(ミン・チョン)は、明楼との仲違いを装い明家から出たがっていることを桂おばに伝える。南田暗殺計画“狩猟”に向けて、明楼は部屋を2つ借りるよう指示を出すが、明台を巻き込みたくないという明楼の思いとは裏腹に、その指示が黎(リー)おじと程錦雲(チョン・ジンユン)経由で明台が実行することになる。その後、明台と程錦雲は思いがけず見合いを果たす。
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[第 21 話 ] 第21話
45分
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共産党との繋がりを突き止めるため、汪曼春(ワン・マンチュン)は明鏡(ミン・ジン)の金庫を監視していた。この罠にはまり、金庫から物を取り出した共産党員を救うため、明誠(ミン・チョン)は明台(ミン・タイ)にひと芝居打たせ、金庫を監視していた汪曼春の部下・秦(チン)を拉致する。明楼(ミン・ロウ)は、自分に思いを寄せる汪曼春に対し、彼女がやっていることは明楼や国民政府ではなく日本人に利することだと責め、金庫の監視をやめさせる。明楼はさらに“毒ヘビ”として、“毒サソリ”(明台)に明楼を暗殺するよう命令する。“毒ヘビ”の正体を知らない明台は兄殺しの命令に動揺する。
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[第 22 話 ] 第22話
45分
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明楼(ミン・ロウ)の暗殺命令が下された明台(ミン・タイ)は、兄が何者なのか思考を巡らせ、“毒ヘビ”が兄なのではないかと疑い始め、探りを入れる。暗殺決行日、明台は于曼麗(ユー・マンリー)と共に検問所を乗っ取る。汪曼春(ワン・マンチュン)を眠らせ、“毒ハチ”で南田をおびきよせた明誠(ミン・チョン)は、“裏切者”として被弾し彼女の信頼を得る。さらに病院へ救急搬送される間際に、南田に“毒ハチ”の逃げ場所を伝え自分の車で向かわせる。一方、救急車に看護士として乗っていたのは程錦雲(チョン・ジンユン)だった。
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[第 23 話 ] 第23話
45分
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検問で明楼(ミン・ロウ)の車を止めた明台(ミン・タイ)だったが、降りて来たのは明楼ではなく南田だった。明台は南田を射殺し、南田の特高課は藤田が引き継ぐ。病院に搬送された明誠(ミン・チョン)は、医療チームに変装した程錦雲(チョン・ジンユン)らと共に、入院中の共産党員の裏切者を始末する。明鏡(ミン・ジン)の口座を監視していた汪曼春(ワン・マンチュン)の部下・秦(チン)は明楼側に寝返っており、汪曼春が眠っている間、明楼がずっと傍にいたと偽りの説明をする。“毒ヘビ”が兄だと確信した明台は、兄殺しという過酷かつ偽りのミッションを課した明楼に銃を向ける。
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[第 24 話 ] 第24話
45分
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憤る明台(ミン・タイ)に、明楼(ミン・ロウ)は“狩猟”計画の全貌を明かすが、入院中の共産党員の裏切者処分については言及しなかった。さらに一連の経緯の辻褄を合わせるため、明台が遊びほうけて退学処分を受けたことにして、明鏡(ミン・ジン)の怒りを買うよう仕向ける。明台はこの茶番に協力し、明誠(ミン・チョン)も明楼との仲違いを演じ続け、明家に潜伏する“孤狼”桂(グイ)おばに見せつける。かつて明台に資料を奪われた李(リー)秘書は、明台を追い詰めて汪曼春(ワン・マンチュン)に報告するも、彼女が到着する前に人ごみに紛れ込んだ明台と程錦雲(チョン・ジンユン)に殺害される。
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[第 25 話 ] 第25話
45分
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76号の行動処処長・梁仲春(リャン・ジョンチュン)の不正取引を、情報処処長・汪曼春(ワン・マンチュン)はかつて告発していたが、梁仲春はそれを揉み消していた。明楼(ミン・ロウ)は元恋人の汪曼春を利用して、梁仲春の不正をさらに掘り下げようとする。明家に潜む“孤狼”桂(グイ)おばが、明誠を孤児院から引き取って虐待に至った経緯を打ち明かすと、明誠は桂おばに心を開いたかのように振舞う。一方、明楼(ミン・ロウ)たちは孤狼の連絡ルートを押さえ、汪曼春も南田の死後は孤狼の報告に興味を示さなくなっており、孤狼は孤立していた。
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[第 26 話 ] 第26話
45分
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明楼(ミン・ロウ)は“毒ハチ”として国民党側に、“コブラ”として共産党側に指示を出していたが、“コブラ”のコードネームが藤田に知られる。郭(グォー)副官と于曼麗(ユー・マンリー)は明台(ミン・タイ)の命を守るために、国民党上層部の闇取引を彼に隠してきた。明楼は明台の共産党入りを促すべく、この闇取引に明台が関わるよう仕向ける。こうした中、共産党の上海地下組織を率いる黎(リー)おじは、古新聞からある情報を収集していた。
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[第 27 話 ] 第27話
45分
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黎(リー)おじは幼少の頃に生き別れた息子が明台(ミン・タイ)だったことを古新聞から突き止め、明誠(ミン・チョン)に伝える。明楼(ミン・ロウ)と黎おじは、まだ真実を明かすべきタイミングではないと判断し、明台は黎おじが実の父親であるという事実を知らないまま、黎おじに共産党加入を申請する。捕虜として日本軍に働かされている国民党員と共産党員を救出するため、国民党の特務と共産党の地下組織が共同で任務にあたることになったが、明台に思いを寄せる程錦雲(チョン・ジンユン)と于曼麗(ユー・マンリー)は対立する。
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[第 28 話 ] 第28話
45分
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捕虜の救出作戦が事前に露呈し、日本軍の護衛兵力が倍増するが、明台(ミン・タイ)はそれでも作戦を強行し、救出は成功する。程錦雲(チョン・ジンユン)と共に窮地を乗り越えた明台は彼女に求婚する。労働力として捕虜を売買した76号の行動処処長・梁仲春(リャン・ジョンチュン)は情報処処長・汪曼春(ワン・マンチュン)に摘発されるが、明楼(ミン・ロウ)は76号の分裂を招くことになると汪曼春をなだめる。特高課の藤田は今回の捕虜奪還と共に、改めて南田殺害の調査を命じる。
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[第 29 話 ] 第29話
45分
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明楼(ミン・ロウ)は明台(ミン・タイ)を“守る”ために、明台が司各特(スーコートー)路で部屋を借りた情報を晒し、さらに部屋から不審な信号を発信することで、孤狼と汪曼春(ワン・マンチュン)の疑いの目を敢えて明台に向けさせる。明家の滅亡を企む孤狼と、明鏡(ミン・ジン)を心の底から憎む汪曼春は利害が一致する。一方、明台は国民党上層部の闇取引を自らの管轄エリア外で阻害するが、明台の仕業だと見抜いた“毒ハチ”王天風(ワン・ティエンフォン)は上海を訪れ、“死間計画”の指揮権を巡って明楼と駆け引きを行う。
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[第 30 話 ] 第30話
45分
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明台(ミン・タイ)と程錦雲(チョン・ジンユン)の婚約当日、“毒ハチ”王天風(ワン・ティエンフォン)は第三戦区の暗号ノート入手任務を“毒サソリ”明台に担当させるが、それは明台を“死に駒”に選ぶのと等しかった。“毒ヘビ”明楼(ミン・ロウ)は明台をこの“弔鐘”と呼ばれる任務から外すために、金庫・賃貸・無線信号・時計など、明台を犯人と特定する証拠を捏造。さらに汪曼春(ワン・マンチュン)に一連の情報を暗に提供し、明台が逮捕されるよう仕向ける。しかし明台も簡単には捕まらず、隣のビルの屋上から匯豊銀行の屋上に飛び、潜入する。
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[第 31 話 ] 第31話
45分
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明台(ミン・タイ)が汪曼春(ワン・マンチュン)の捜索から逃れたため、“死間計画”の指揮権は“毒ヘビ”明楼(ミン・ロウ)から“毒ハチ”王天風(ワン・ティエンフォン)に移る。汪曼春は数々の証拠から、“毒サソリ”が明台であることをほぼ突き止めて明楼に伝えるが、弟だからと優遇しないよう明楼は求める。汪曼春に“捕まった”王天風は、“保身”のために暗号ノートの行き先を漏らし、王天風の“裏切り”によって郭(グォー)副官は命を落とす。悪い予感がした于曼麗(ユー・マンリー)は明台へ叶わぬ愛を告白し、明台の命を救うために自らが犠牲になる。
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[第 32 話 ] 第32話
45分
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王天風(ワン・ティエンフォン)は明台(ミン・タイ)に、于曼麗(ユー・マンリー)の遺体から暗号ノートを入手するよう指示を出す。しかしそれは明台をおびき出すための罠で、明台は76号情報処処長の汪曼春(ワン・マンチュン)に捕まる。王天風が“裏切り者”だと察知した明台は、捕まる間際に彼を殺害する。しかしこの一連の“裏切り”は、全て王天風が用意したシナリオだった…。“死間計画”を引き継いだ明楼(ミン・ロウ)は、罠にはまった汪曼春を泳がせる。こうした中、明誠(ミン・チョン)は76号行動処処長の梁仲春(リャン・ジョンチュン)に大金を差し出す。
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[第 33 話 ] 第33話
45分
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梁仲春(リャン・ジョンチュン)に金を積んだ明誠(ミン・チョン)は、ある電話番号を彼に提供する。汪曼春(ワン・マンチュン)の拷問を受ける明台(ミン・タイ)は、兄の明楼(ミン・ロウ)を売国奴だと罵る。明台の逮捕を姉の明鏡(ミン・ジン)に知られ、明台の拷問を傍受した明楼は、当初の気丈な振る舞いから、汪曼春や藤田の前で徐々に動揺を見せ始める。郭(グォー)副官と于曼麗(ユー・マンリー)から回収した暗号ノートの内容が異なったため、藤田は王天風(ワン・ティエンフォン)の苦肉の策を疑うが、自らの命まで捨てるだろうかと確信には至らない。
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[第 34 話 ] 第34話
45分
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汪曼春(ワン・マンチュン)は、明台(ミン・タイ)を助けに来た明鏡(ミン・ジン)を屈服させ、積年の恨みをぶつける。さらに明楼(ミン・ロウ)も、口を滑らせそうになった明鏡に手をあげ、家族よりも新政府に尽くす姿勢を見せて藤田の信頼を勝ち取る。こうした中、明誠(ミン・チョン)は梁仲春(リャン・ジョンチュン)に、明台が共産党に通じていた“証拠”を提供し、明台を処刑するよう求める。さらに梁仲春は藤田に、汪曼春は明楼との結婚を望んでいるため、明台を助けて明家に恩を売るためにこの“証拠”を隠したと伝える。
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[第 35 話 ] 第35話
45分
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明楼(ミン・ロウ)が汪曼春(ワン・マンチュン)を足止めさせている間、藤田は明台(ミン・タイ)の処刑を許可する。梁仲春(リャン・ジョンチュン)らが明台を処刑場まで連れて行くと、同行していた明誠(ミン・チョン)は自ら明台を“銃殺”し、明鏡(ミン・ジン)に明台が死んだように振る舞うよう求める。明誠の策で処刑されたことになった明台は、黎(リー)おじ、程錦雲(チョン・ジンユン)と共に潜伏し、傷が言えたら“北”へ向かうよう告げられる。明台は潜伏先で幼い自分が映った家族写真を見つける。暗号ノートを信じた日本軍は大打撃を受け、偽情報を提供した汪曼春は投獄される。
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[第 36 話 ] 第36話
45分
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明楼(ミン・ロウ)は特高課の藤田に、汪曼春(ワン・マンチュン)が重慶政府の差し金である一連の“根拠”を示し、藤田からの“信頼”を更に固め、自分を監視する孤狼の調査を依頼する。汪曼春は獄中で明楼に騙され続けていたことに気づき、梁仲春(リャン・ジョンチュン)の要求に従って情報を偽造した事を認める書類にサインし、さらに“自決用”の刃物をもらう。明台(ミン・タイ)の潜伏先を訪れてから帰宅した明鏡(ミン・ジン)に、明楼は孤狼の存在と、自分が重慶の国民党側ではなく、中国共産党南方局の人間であることを打ち明かす。
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[第 37 話 ] 第37話
45分
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明楼(ミン・ロウ)が共産党側と知った明鏡(ミン・ジン)は動揺しつつも受け入れ、孤狼・桂(グイ)おばに対し、明楼との不仲や明台(ミン・タイ)の死を悲しむ姿を演じる。明台は潜伏先で、黎(リー)おじが父親であることを察しており、“再会”を果たした2人は抱擁を交わす。特高課のトップを狙う高木は、汪曼春(ワン・マンチュン)を脱獄させて藤田を陥れようとするが、明楼は日本軍内の裏切り者の存在に気づき、藤田に警戒を呼び掛ける。脱獄した汪曼春は梁仲春(リャン・ジョンチュン)の自宅から金・銃・車・録音機を調達し、彼にもらった刃物で、彼の“第二婦人”を殺害する。
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[第 38 話 ] 第38話
45分
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汪曼春(ワン・マンチュン)は明家を襲撃し、明鏡(ミン・ジン)をさらって製粉所に立てこもる。さらに高木に電話をつなぎ、明楼(ミン・ロウ)を誘い出して“毒ヘビ”の身分を暴こうとするが、独断で動いた高木は藤田に射殺される。脱獄を察知した明台(ミン・タイ)は潜伏先から駆けつけて製粉所の電話線を切断し、汪曼春の目の前で明楼と激しく口論して互いに銃を向け合う。圧倒された汪曼春が銃口を明鏡からそらした瞬間、明楼と明台は汪曼春を射殺する。明誠(ミン・チョン)はさらに、汪曼春が仕掛けた録音機を製粉所ごと爆破する。
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[第 39 話 ] 第39話
45分
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明楼(ミン・ロウ)は初めて共産党員として明台(ミン・タイ)に接触し、“死間計画”の一部始終を説明する。なんと明台と王天風(ワン・ティエンフォン)の機内での出会いも計画の一部だった!明楼は明台に、共産党に潜入した軍統のスパイを装い、共産党に潜む真の軍統スパイから情報を引き出すよう求める。孤狼は爆破された製粉所から録音機を見つけ出し藤田に差し出す。処刑されたはずの明台の声も録音されていたが、藤田は不明瞭な音声を証拠としてよいか迷い、処刑を執行した梁仲春(リャン・ジョンチュン)を呼び出す。その後、明家にこの録音を再生するだけの電話がかかってくる。
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[第 40 話 ] 第40話
45分
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明家に電話をかけたのは劉(リウ)秘書だった。彼女は藤田に射殺された高木の婚約者であり、藤田への恨みを晴らすべく、明台(ミン・タイ)の生存を示す録音を明楼(ミン・ロウ)に売る。明楼は劉秘書とのやり取りを録音して藤田に聞かせ、明台生存を示す録音は捏造だと訴える。一方、藤田は偽物の暗号ノートを信じ、日本軍に大打撃をもたらした責任を取るべく南京へ向かおうとしていた。孤狼は孤立する前に証拠をつかもうと焦り、明台の生存を突き止めるが、藤田に報告する前に明誠(ミン・チョン)に射殺される。孤狼の死の調査を求められた梁仲春(リャン・ジョンチュン)は、揉み消そうとする。
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[第 41 話 ] 第41話
45分
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梁仲春(リャン・ジョンチュン)は闇取引が露呈し、藤田の取り調べに対し明誠(ミン・チョン)に重慶分子の疑いがあることを供述したのち、処刑される。明楼(ミン・ロウ)への疑いをさらに強めたものの、決定的な証拠に欠ける藤田は明鏡(ミン・ジン)を人質にとって明台(ミン・タイ)をおびき出すという強硬策に出る。処刑されたはずの明台が救出に現れれば全てが露呈するため、黎(リー)おじらは明台を共産党の拠点に出発させた後、明鏡救出に向かう。黎おじらの激しい攻撃に対応するため、明鏡と行動を共にする藤田は増援を送るが、自らの護衛が手薄になる。そこに現れたのは…
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