運命の桃花~宸汐縁~
 4.00

運命の桃花~宸汐縁~

中国
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 2019年  
日本でも大ヒット!桃花シリーズ第2弾!
「永遠の桃花~三生三世~」スタッフ×主演チャン・チェンで贈る、“今年一番泣ける”エモーショナルラブ史劇が上陸!
この愛で、運命をも変えてみせる――
全 60 話 / 45 分
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詳細
エピソード
[第 1 話 ] 
桃林の箱入り娘
  42分
夸父山桃林に住む霊汐(れいせき)は天界を魔君から救った戦神・九宸(きゅうしん)の武勇伝を読んでは胸をときめかせる日々。父親の医仙・楽伯(らくはく)から桃林の外に出ないようにと言われて育ち外の世界に憧れていた。そんなある日、霊汐は桃林を抜け出して天宮へ行くが、天兵に追われ不思議な場所に迷いこむ。そこは九宸が眠る長生海の氷の宮殿だった…。
[第 2 話 ] 
戦神の帰還
  44分
自分を生き返らせた霊汐(れいせき)の力に驚いた九宸(きゅうしん)は彼女を扶雲殿に置いて正体を確かめることに。一方、霊汐は九宸の侍女になれたことに大喜びして侍女長・十三(じゅうさん)の下で働き始める。だが、天宮は決まりごとだらけ。 しかも、天雷真君(てんらいしんくん)から目の敵にされた霊汐は鞭を打たれて厳しい尋問を受ける。すると、そこに助けに現れたのが九宸で…。
[第 3 話 ] 
凍りつく記憶
  43分
凍りついた九宸(きゅうしん)を必死に温めているうち霊汐(れいせき)は昏睡。翌朝、薬王洞で働く霊汐の姉弟子・青瑶(せいよう)が来て九宸を診察し、体を温めるため無尽木で火を炊くようにと指南する。そこで九宸の弟弟子・雲風(うんほう)は畢方の棲む赤焔洞へ向かう。その後、霊汐が目覚めると、九宸の部屋に一晩中いた女性として天宮中の噂の的になってしまい…。
[第 4 話 ] 
弟子の形見
  43分
天雷真君(てんらいしんくん)と面会した山霊界の国師・景休(けいきゅう)は謀反を起こした烈夷(れつい)の息子・仲昊(ちゅうこう)を罠にはめるつもりだった。だが、九宸(きゅうしん)の邪魔が入り計画が狂う。その後、九宸は天雷真君が開いた帰還を祝う宴に出席。そこで天雷真君から亡き弟子・元征(げんせい)の神器・攢心釘を見せられ、魔君を封じた幽都山の戦いで天軍が全滅した理由を問い詰められるが…。
[第 5 話 ] 
5万年前の秘密
  43分
幽都山の戦いの真相を決して語ろうとしない九宸(きゅうしん)。それを見た元征(げんせい)の妹・元瞳(げんどう)はかつて兄が送ってきた手紙を手に扶雲殿を訪ねようとするが、許婚である東海水君の王子・杜羽(とう)に止められる。その頃、山霊界では国主・翎月(れいげつ)が景休(けいきゅう)の持つ長生結に目を留める。それは九宸の物で、霊汐(れいせき)が落としたのを偶然、景休が拾ったのだったが…。
[第 6 話 ] 
割れた紋章
  42分
景休(けいきゅう)は翎月(れいげつ)の意に反して天界と魔界の境界にある縛霊淵で烈夷族を滅ぼすつもりでいた。それに気づいた翎月は彼を止めようとするが、追い詰められた烈夷族は魔君に身を捧げて怨霊となると縛霊淵を飛び出していってしまう。その途端、扶雲殿にあった烈夷族の紋章が割れて霊汐(れいせき)の持つ石に反応、突然気を失ってしまった霊汐は…。
[第 7 話 ] 
消せない怨恨
  43分
楽伯(らくはく)が来て家に連れ戻されそうになった霊汐(れいせき)は強引に扶雲殿に残る。だが、九宸(きゅうしん)が掟に背いて幽都山の戦いの真相が記録されているはずの戦報を燃やし、戦神の任を解かれたため、扶雲殿は周囲から白い目で見られるようになってしまう。一方、景休(けいきゅう)は玄鳥族の仇である前国主の垣渡(えんと)が死なずに縛霊淵の中で生きていると知って…。
[第 8 話 ] 
目覚めた魔君
  42分
翎月(れいげつ)は養女・宝青(ほうせい)に縁談を用意するつもりが、彼女が景休(けいきゅう)に恋しているとわかって愕然とする。一方、宝青は翎月が実の娘を探していると気づき不安を覚える。その頃、九宸(きゅうしん)は元神だけを離脱させ幽都山へ向かうと目覚めた魔君と対峙する。また、霊汐(れいせき)は薬王にも見放された孤立無援の九宸のために自分で丹薬を作ろうと奮闘するが…。
[第 9 話 ] 
霊汐の丹薬
  42分
丹薬作りに成功した霊汐(れいせき)はその効能を試すために自ら冷たい望月泉に飛びこむ。それをこっそり見ていた九宸(きゅうしん)は慌てて彼女を救い出す。その後、可愛がっていた犬の小白(しょうはく)を変わり果てた姿で発見した霊汐。彼女はその亡骸を洗仙池に流して弔う。一方その頃、南極仙州を訪れた翎月(れいげつ)は南極仙翁(なんきょくせんおう)の占いで実の娘が生きていると教えられ…。
[第 10 話 ] 
堕ちた英雄
  42分
万物を復元できるといいう神器・水月鼎を探して南極仙州にやって来た霊汐(れいせき)。彼女は幽都山の戦いの戦報を復元し当時の真相を知るが、九宸(きゅうしん)の気持ちを汲んで公開するのを思いとどまる。ところが、戦報の復元に気づいた元瞳(げんどう)は口封じのため霊汐を洗仙池に突き落とす。そして、元征(げんせい)の神器・攢心釘が功徳殿に納められることになり…。
[第 11 話 ] 
残酷な真実
  43分
洗仙池で息絶え絶えの霊汐(れいせき)を見つけた青瑶(せいよう)は復元された戦報を公開。それによって元征(げんせい)が魔道に落ちたことが衆目に晒され、母親の元(げん)夫人は大きなショックを受ける。その後、九宸(きゅうしん)は霊汐を扶雲殿に連れ帰って看病する。すると、杜羽(とう)がやって来て九宸に元家を救ってほしいと嘆願。結局、九宸は元瞳(げんどう)に罰を与えると霊汐への償いを言い渡し…。
[第 12 話 ] 
紫雲台の雷刑
  43分
元征(げんせい)の罪が裁かれることになるが、九宸(きゅうしん)は弟子の罪は師匠の責任なので元家ではなく自分に厳刑を与えてほしいと天君に訴える。その結果、彼は紫雲台で7回の雷刑を受けて体調が悪化、青瑶(せいよう)は養生してもらうために彼の仙力を封じる。一方その頃、魔君は5万年前に生まれた神と魔の力を併せ持つ赤子を探せと仲昊(ちゅうこう)に命じていた…。
[第 13 話 ] 
因果応報の運命
  43分
楽伯(らくはく)は翎月(れいげつ)から弟弟子・陌歓(はくかん)が5万年前に亡くなっていたと聞かされたショックで酒を飲む。一方、天宮では命より名声を重んじる元夫人が自害。そのことに動揺を隠せない霊汐(れいせき)を九宸(きゅうしん)が慰める。そして、仙力を取り戻した九宸は神器・水月鼎が形を変えて天恒神砂となり霊汐を主に選んだとわかると、彼女を伴い南極仙州へ向かい…。
[第 14 話 ] 
魔道に落ちた者
  43分
南極仙翁と師弟の縁を断ち、義父の仲昊(ちゅうこう)に忠誠を誓った欽原。彼は九宸(きゅうしん)を訪ねると師匠の使いと偽って水月鼎を手に入れようとする。それを不審に思った九宸が幽都山に向かうと、魔道に落ちた仲昊が現れる。一方、九宸からの罰として一介の衛兵にまで落ちた元瞳(げんどう)は、心に恨みを溜めひそかに神幽宝鑑という邪術を修練し始めていた…。
[第 15 話 ] 
長生結が結ぶ縁
  43分
九宸(きゅうしん)と一緒に人間界にやって来た霊汐(れいせき)は神獣・白澤と出会い、五碗(ごわん)と名付けて可愛がることに。そして、九宸と一緒に山霊界を訪問する。そこでひょんなことから景休(けいきゅう)の住まいに忍びこんだ霊汐は、失くしたはずの長生結を見つける。その後、九宸と幽都山に入った霊汐は、さらに彼の修行の地だという従極淵に連れて行かれて…。
[第 16 話 ] 
涙の告白
  43分
九宸(きゅうしん)は嫌がる霊汐(れいせき)を連れて桃林へ行くと楽伯(らくはく)と二人きりで話をする。実は霊汐は5万年前、魔君が自分の元神を隠す器にした赤子。九宸が阻止しようとしたが一筋の魔気が宿り、神と魔の力を併せ持つ存在となった彼女を楽伯が拾ったのだ。そんな霊汐を守るべく九宸は桃林で彼女に別れを告げる。すると、霊汐が九宸にキスをして…。
[第 17 話 ] 
呑天獣の最期
  43分
西王母(せいおうぼ)が蟠桃会に神仙たちを招き、魔君の騎獣だった呑天獣(とんてんじゅう)から仙丹を作ることに。一方、五碗(ごわん)の行方を追ううち呑天獣が捕らえられている化生池に迷いこんだ霊汐(れいせき)は、魔刀の修復のために呑天獣を奪おうとする仲昊(ちゅうこう)と出くわす。その結果、仲昊は霊汐こそ魔君が探す5万年前の赤子だと気づくが、駆けつけた九宸(きゅうしん)が霊汐を助け出し…。
[第 18 話 ] 
守りたいもの
  43分
九宸(きゅうしん)は霊汐(れいせき)を従極淵にかくまい魔の力を封じこめると「私を信じろ、私が守る」と言う。その言葉を聞いた霊汐は彼と従極淵で生きていく覚悟を決める。だが、元瞳(げんどう)の密告により西王母(せいおうぼ)が天兵を伴って現れ、所在がばれてしまった霊汐。彼女は蟠桃会での騒動で魔君との関係を疑われており、天君の裁きを受けるため天宮に戻ることに…。
[第 19 話 ] 
中秋節のキス
  43分
霊汐(れいせき)を助けるため仙力を使い体が弱った九宸(きゅうしん)の治療のため、青瑶(せいよう)は望月泉で魚を釣る。すると雲風(うんほう)が現れ、かつての過ちを心から謝罪する。一方、霊汐は九宸のために月餅を作る。そして、中秋節に人間界ではキスをして幸せを祈るのだと伝えると、九宸は優しく額にキスをしてくれる。だが、その後、欽原(きんげん)にさらわれた霊汐は…。
[第 20 話 ] 
芽生えた執着
  43分
天宮で元瞳(げんどう)が魔気を帯びた九龍神火罩を天君に見せて、霊汐(れいせき)は魔の一味だと訴える。その結果、霊汐には魔君だけにある魔印があることがわかり、死罪を免れない状況となる。そこで、九宸(きゅうしん)は天君に戦神の座も神の位も返上するので死罪だけは免じてほしいと請う。するとその時、天尊山の鐘が鳴り師匠の天尊が九宸を呼び出し…。
[第 21 話 ] 
怨念の呪縛
  43分
青瑶(せいよう)は薬で天兵を眠らせ、紫雲台につながれていた霊汐(れいせき)を連れて逃亡する。それをこっそり見ていた元瞳(げんどう)は天兵たちを殺すと、青瑶が毒殺したと嘘の報告をする。そして、夸父山桃林まで霊汐を追いかけた元瞳は非情にも彼女をかばう楽伯(らくはく)を斬る。それを目の当たりにした霊汐は怒りで我を忘れて覚醒すると魔君の呼ぶ声に誘われて…。
[第 22 話 ] 
命懸けの賭け
  43分
魔君の手から霊汐(れいせき)を救った九宸(きゅうしん)は彼女を鎖妖塔に連れていく。そこは凶悪な罪人たちを閉じこめておく強固な檻で、万物を生みその変化を防ぐ神器・神農鼎の力によって守られていた。そこで、九宸は自分の命と引き換えに霊汐を救済する危険な賭けに出る。彼は自分の心の臓となっていた女媧石を取り出し神農鼎と交換すると…。
[第 23 話 ] 
死罪の宣告
  44分
九宸(きゅうしん)は霊汐(れいせき)を一度死なせて神農鼎で魂を守り、彼女を人間界に送り出そうとしていた。霊汐が人間界で生まれ変わり劫を経れば、魔を除くことができるからだ。そこであえて霊汐の死刑に同意する。一方、心の臓を失った九宸を救うため鎖妖塔の看守・禍斗(かと)から聴覚と引き換えに火精をもらった霊汐は、九宸の真意を知ることなく絶望して…。
[第 24 話 ] 
人間界への転生
  43分
霊汐(れいせき)が実の娘だとわかったものの彼女を救うことができなかった翎月(れいげつ)は景休(けいきゅう)を恨んで幽閉する。一方、九宸(きゅうしん)は命懸けて霊汐の魂を集めると洗仙池で彼女を人間界へと送り出す。そして、人間界で赤子となって生まれた霊汐は密かに大岳国の文官・林少海(りんしょうかい)に引き取られたのだった。だが、妻・楊(よう)氏は赤子が耳が聴こえないとわかると…。
[第 25 話 ] 
うごめく敵意
  43分
人間界で赤子に生まれ変わった霊汐(れいせき)は林黙(りんもく)と名づけられる。そんな中、霊汐が人間界にいると気づいた仲昊(ちゅうこう)は彼女を捜しにくるが、九宸(きゅうしん)に撃退される。また、紫雲台で裁きを待っていた元瞳(げんどう)は死刑を免れたものの鎖妖塔の見張り番にさせられる厳罰を受け、恨みを募らせる。一方、幽閉された景休(けいきゅう)は山霊界の行く末を案じていたが…。
[第 26 話 ] 
山霊界の危機
  43分
林黙(りんもく)は耳が聴こえないせいで異母妹・林綻(りんたん)に虐められるが、賢く善良な少女に育つ。一方、霊汐(れいせき)を死刑にした天族を恨む翎月(れいげつ)は山霊界を守るのに青丘を頼ろうとするが、一足早く魔軍を率いる仲昊(ちゅうこう)に攻めこまれてしまう。そんな中、宝青(ほうせい)によって檻から助け出された景休(けいきゅう)は危険を顧みず魔軍と戦った末、仲昊に捕らわれてしまうが…。
[第 27 話 ] 
忘れ得ぬ人
  42分
鎖妖塔からの脱出を企む元瞳(げんどう)は禍斗(かと)をそそのかして騒ぎを起こし、自分は騒ぎを収めるふりをして、その功績で特赦を受け天軍に戻る。一方、青瑶(せいよう)が人間界で林黙(りんもく)を見守るために開いた医館に、雲風(うんほう)がやってくる。そして、彼にある場所へと案内された青瑶は、かつて人間界で連れ添った夫の生まれ変わりである方(ほう)公子を見て…。
[第 28 話 ] 
人間界での再会
  43分
林少海(りんしょうかい)は旧知の仲である宋承恩(そうしょうおん)から彼の評判の息子・宋子玉(そうしぎょく)と林黙(りんもく)の縁談を申しこまれて快諾。だが、宋子玉に想いを寄せる林綻(りんたん)はこれを聞いて憤慨する。一方、霊汐(れいせき)が聴覚を失った顛末を禍斗(かと)から聞いた九宸(きゅうしん)は、林黙が聴覚を取り戻せるよう取り計らうことに。そして、山で薬草を摘んでいた林黙の前に人間の姿になって現れると…。
[第 29 話 ] 
最後の誕生日
  43分
九宸(きゅうしん)は人間界で林黙(りんもく)のために桃林小築という名の居心地の良い住まいをしつらえる。その頃、結婚が決まった林黙は実家で過ごす最後の誕生日を迎えていた。だが、嫉妬深い林綻(りんたん)に大事に育てていた桃の木を切り倒されてしまい、悲しみに暮れる。一方、人間界にいた青瑶(せいよう)は雨宿りのために立ち寄った旅館で偶然、方(ほう)公子と再会し…。
[第 30 話 ] 
一つめの劫
  43分
九宸(きゅうしん)は林黙(りんもく)に一つめの劫が課せられると知って人間界に会いに行き、彼女を優しく励ます。その翌朝、都から役人が来て林黙と同じ誕生日の娘たちを皇太子に災いをなす妖星として逮捕する。それを知った林少海(りんしょうかい)は林黙を匿い娘は溺れて死んだと嘘をつく。だが、遺体が見つからなければ一族皆殺しと脅された上、林綻(りんたん)を人質に取られ…。
[第 31 話 ] 
悲しき宿命
  44分
林綻(りんたん)が家に戻され林黙(りんもく)の遺体が見つかったのかと思いきや、高名な医師により皇太子の病が治り逮捕された娘たちは全員無罪放免となったことがわかる。そこで林少海(りんしょうかい)は後悔の念に苛まれるが、一命を取り留めた林黙が現れ安堵する。だが、林黙は父親が自分を湖に沈めたこと、血のつながった娘ではなかったことを知ってしまい…。
[第 32 話 ] 
新たな旅立ち
  43分
旅の途中で出会った目が見えない景休(けいきゅう)に饅頭を分けてあげた林黙(りんもく)。そのお礼に景休はこっそり仙力を使って彼女が言葉を話せるようにしたのだった。その後、人間のふりをした司命(しめい)に出会った林黙は、彼の占いに従って桃林小築に辿り着く。そこでまた行き倒れている景休を見つけた彼女は、医者を呼んで彼の看病をすることに…。
[第 33 話 ] 
特別な桃の実
  43分
雲風(うんほう)は山霊界へ行って翎月(れいげつ)に会うが、仲昊(ちゅうこう)は成敗したと言われ、取りつく島もなく追い返される。その報告を受けた九宸(きゅうしん)は翎月の言動を不審に思う。その頃、天宮では楽伯(らくはく)と霊汐(れいせき)の敵討ちを決意した承晏(しょうあん)が元瞳(げんどう)の前に現れ戦いを挑む。また、人間界では九宸が林黙(りんもく)の聴力を取り戻すために桃林小築に植えた桃の木がたくさん実をつけて…。
[第 34 話 ] 
恋しい気持ち
  44分
林黙(りんもく)は関(かん)おばさんの紹介で医者の孫(そん)先生の薬舗で働くことになる。そして、その帰りに妖獣・五碗(ごわん)と出会い、子犬だと思って連れ帰り小白(しょうはく)と名付ける。その頃、火精では体が持たない九宸(きゅうしん)は天尊からもしもの時は神農鼎を使って彼の命を助けると釘を刺される。一方、魔君は赤い月の夜に魔族の大群を六界に迎え入れようとしていた…。
[第 35 話 ] 
救われた心
  43分
孫(そん)先生の助手になった林黙(りんもく)は医術を身につけてもっと世の中で役立つ人間になれたら実家に帰りたいと景休(けいきゅう)に打ち明ける。その後、家の中で倒れている景休を見つけた林黙は、仲昊(ちゅうこう)が彼の体に打ちこんでいた7本の白骨釘を抜いて手当てする。実はその白骨釘を抜けるのは鳳凰族の者だけ。4日後に目覚めてそれに気づいた景休は…。
[第 36 話 ] 
奇妙な符号
  43分
林黙(りんもく)が関(かん)おばさんの紹介で書生・沈裵書(しんはいしょ)とお見合いしたと知って嫉妬を感じた景休(けいきゅう)。彼は自分が彼女に惹かれていると気づくが、林黙が作った桃の酒を飲んで視力が戻ると、彼女が霊汐(れいせき)とそっくりなことに驚く。一方、元瞳(げんどう)からの情報で九宸(きゅうしん)が鎖妖塔の神農鼎をすり替えたと知った天雷真君(てんらいしんくん)は、従極淵に押し入ると九宸を詰問して…。
[第 37 話 ] 
見知らぬ男
  44分
魔君が林黙(りんもく)の居場所を掴み、仲昊(ちゅうこう)の命を受けた黒蚩(こくし)は桃林小築へ。そこで図らずも景休(けいきゅう)と再会を果たした彼は、これまで通り間者として仲昊の動向を探るため帰っていく。一方、林黙はついに桃の実を口にして聴力が戻る。そんな彼女の前に現れた九宸(きゅうしん)は、知らぬ間に見知らぬ男が桃林小築に居候していたことに焼きもちを焼くと…。
[第 38 話 ] 
もつれた赤い糸
  43分
元瞳(げんどう)が幽都山に左遷され、彼女のために妖魔から身を守る丹薬、醒神丹を作り始めた青瑶(せいよう)。彼女は元瞳への復讐心に囚われている承晏(しょうあん)に霊汐(れいせき)が生きていることを教える。その頃、人間界では自分こそ林黙(りんもく)の相手にふさわしいと争う九宸(きゅうしん)と景休(けいきゅう)が互いの正体に気づくことに。また、天宮では薬王が娘・玉梨(ぎょくり)と雲風(うんほう)との仲を誤解して…。
[第 39 話 ] 
送別の宴
  43分
天宮では玉梨(ぎょくり)が雲風(うんほう)との縁談を泣いて嫌がり、雲風も途方に暮れる。そんな中、人間界では九宸(きゅうしん)と景休(けいきゅう)を前途ある文人と思いこんでいる林黙(りんもく)が二人に桃林小築を出て元の生活に戻るよう伝える。だが、どちらも素直に出て行こうとせず、九宸には「そなたを娶りたい」と言われ、景休には「私と中秋節を祝おう」と誘われて…。
[第 40 話 ] 
凶禍の兆し
  43分
人間界に突如、凶獣が現れて街は大混乱に。そこで九宸(きゅうしん)は凶獣を撃退するが、体への負担が大きく昏倒する。それを見ていて助けたのが清風観38代目で仙人になるべく修行中の朱自在(しゅじざい)とその弟子・包鎖柱(ほうさちゅう)。その後、目覚めた九宸は朱自在に懇願され二人を弟子にするはめになる。一方、赤鷩(せきべつ)と再会した景休(けいきゅう)は置き手紙を残して去り…。
[第 41 話 ] 
突然の災難
  43分
幽都山で凶獣を退治した雲風(うんほう)は青瑶(せいよう)を守ろうとして怪我を負う。だが、大怪我のふりをして青瑶の気を引こうとしたせいで彼女の機嫌を損ねてしまう。一方その頃、林黙(りんもく)は桃林小築で九宸(きゅうしん)の世話をしながら過ごしていたが、街のゴロツキ・徐海(じょかい)に目をつけられてさらわれる。そんな彼女を助けに来た九宸は怒りのあまり仙術を使い…。
[第 42 話 ] 
愛の形見
  44分
九宸(きゅうしん)は林黙(りんもく)のために麺を作り、どんなに辛くとも彼女が劫を終えるまでそばで見守っていこうと覚悟を決める。そして、弟子の朱自在(しゅじざい)には紫燕山に行って青松上人(せいしょうしょうにん)の教えを受けるようにと言い渡す。一方その頃、天宮では人間界で5万年もの間、劫を経ることができずにいる桑南星君(そうなんせいくん)を案じていた天君(てんくん)が司命(しめい)に協力を求めて…。
[第 43 話 ] 
寄り添う二人
  43分
街の人々が九宸(きゅうしん)の仙術で氷漬けにされた徐海たちを見て騒ぎ出し、林黙(りんもく)は九宸の身に危険が及ぶのではないかと心配になる。その頃、密かに山霊界に戻った景休(けいきゅう)は瀕死の宝青(ほうせい)を救うための続霊丹を手に入れる。一方、天宮では雲風(うんほう)と玉梨(ぎょくり)の縁談が取り消され、それを青瑶(せいよう)のおかげだと考えた雲風は彼女に求婚すると言い出し…。
[第 44 話 ] 
天の配剤
  43分
青瑶(せいよう)の人間界での夫は桑南星君(そうなんせいくん)だった。彼は司命(しめい)の仲立ちで劫を終えて天界に戻り青瑶と再会を果たし、それを知った雲風(うんほう)はヘソを曲げる。一方、人間界では林黙(りんもく)を偶然見つけた宋家の執事が桃林小築にやって来て彼女を非難する。それまで九宸(きゅうしん)を自分の許婚・宋子玉(そうしぎょく)と思いこんでいた林黙は突然のことに驚き戸惑うが…。
[第 45 話 ] 
家族の絆
  43分
九宸(きゅうしん)を連れて実家に戻った林黙(りんもく)は家族に温かく迎えられる。そこで、九宸は父親の林少海(りんしょうかい)に林黙を命に代えても守ると誓う。その後、禁足の解けた承妟(しょうあん)が林黙に会いに行くが、彼女が何も覚えていないことに落胆。一方、林黙は承妟から「霊汐(れいせき)」と呼ばれたことを不審に思う。そんな中、司命(しめい)が九宸にある知らせを伝えに来て…。
[第 46 話 ] 
最後の劫
  44分
九宸(きゅうしん)が突然姿を消し、林黙(りんもく)は彼を捜す旅に出る。その姿を見かねて再び林黙の元に駆けつけた九宸。彼はやがて訪れる誕生日までに重い病で亡くなる運命にある彼女に寄り添うが、そこに林黙を死なせまいと考える景休(けいきゅう)がやって来て彼女を連れて逃げようとする。それに気づいた九宸が景休を阻もうとすると、さらに仲昊(ちゅうこう)が現れ…。
[第 47 話 ] 
不幸な誤算
  44分
元瞳(げんどう)は配下の天兵たちを連れて魔気が昇った幽都山の偵察へ。一方、火精が消えかかっていた九宸(きゅうしん)は雲風(うんほう)のおかげで命を取り留めるとすぐに林黙(りんもく)を取り戻しに行こうとするが、天尊(てんそん)に止められる。その頃、天尊に命じられて幽都山へ行った雲風は、魔に魅入られた天兵たちを斬る元瞳を目撃。元瞳はこれを青瑶(せいよう)の陰謀だと訴え…。
[第 48 話 ] 
愛ゆえの犠牲
  43分
自分は九宸(きゅうしん)が愛する霊汐(れいせき)の劫で、彼は自分の死を待っているのだと知り深く傷つく林黙(りんもく)。そんな彼女を神と魔を敵に回しても守り抜こうと景休(けいきゅう)は考える。その頃、天宮では青瑶(せいよう)が死罪を免れ、彼女の罪を肩代わりした雲風(うんほう)が1000年石に封じこめられる石封の刑に処されることになる。それを知って自悟崖に駆けつけた青瑶は…。
[第 49 話 ] 
赤い月の夜
  42分
自ら縛霊淵に飛びこんだ翎月(れいげつ)が父親の垣渡(えんと)と対峙していた頃、天宮では花煙(かえん)がこっそり元(げん)家の祠堂に忍びこみ神器・攢心釘を盗み出す。一方、人間界では景休(けいきゅう)が林黙(りんもく)のために誕生日を祝う麺を作り、何があっても生きる望みは捨てないようにと言う。そして、ついに仲昊(ちゅうこう)が魔君を解き放とうと待ちわびていた赤い月の夜が訪れると…。
[第 50 話 ] 
死と復活
  43分
九宸(きゅうしん)が愛しているのは霊汐(れいせき)だと悟った林黙(りんもく)は景休(けいきゅう)からもらった命珠を九宸に渡す。それを阻止しようとした景休は地に倒れ、魔君は滅び去る。こうして劫を終えた霊汐は上神に昇格し天界に帰還。また、天尊(てんそん)によって神農鼎は鎖妖塔に返され、再び女媧石を得た九宸の体は息を吹き返す。だが、戻ったはずの霊汐は九宸の前に現れず…。
[第 51 話 ] 
母への孝行
  43分
林黙(りんもく)の記憶が残る霊汐(れいせき)は気持ちの整理をつけるため九宸(きゅうしん)の元を去り山霊界へ。そこで実母の翎月(れいげつ)を見舞うが、神魂が傷ついてしまった彼女は眠ったままだった。一方、林黙を忘れられない景休(けいきゅう)は霊汐を山霊界の公主として丁重に迎え入れる。そして、彼女のために翎月を殺すのを思い留まるが、翎月が二度と目覚めないようにと考え…。
[第 52 話 ] 
不穏な情勢
  42分
霊汐(れいせき)に罪を暴かれた元瞳(げんどう)は死罪を免れるが人間界へ落とされる。そんな彼女を見送ったのは杜羽(とう)だけだった。その頃、翎月(れいげつ)の看病を続けていた霊汐。彼女は景休(けいきゅう)のもてなしを受けるが、そのせいで宝青(ほうせい)の嫉妬心をかき立ててしまう。また、青瑶(せいよう)を呼んで一向に目覚めない翎月を診てもらうと、巫医が処方した薬に問題があるとわかり…。
[第 53 話 ] 
心の戸惑い
  43分
九宸(きゅうしん)は十三(じゅうさん)と山霊界を訪れるが、霊汐(れいせき)は九宸に会うのを避け夸父山桃林に逃げてしまう。それでも九宸は山霊界に居座り霊汐を待つつもりだったが、侍女の花煙(かえん)が逮捕されたという知らせを受けて急いで天宮へ戻る。花煙は天雷真君(てんらいしんくん)の前で攢心釘を盗んだことを潔く認めたのだ。だが、誰のためにやったのかは決して言おうとせず…。
[第 54 話 ] 
決断の時
  43分
追放された花煙(かえん)を助け出した霊汐(れいせき)は彼女を侍女としてそばに置くことに。その後、九宸(きゅうしん)がお忍びでやってきて、もう二度と突き放さないでほしいと霊汐を抱きしめる。そんな中、青瑶(せいよう)の丹薬が完成し、それを翎月(れいげつ)に与えた青瑶は彼女が近々目覚めるはずだと太鼓判を押す。それを聞いて霊汐が喜ぶ一方、景休(けいきゅう)はついにある決心をして…。
[第 55 話 ] 
砕かれた命珠
  43分
翎月(れいげつ)が目覚め、霊汐(れいせき)は母と感動の対面を果たす。だが、その直後、霊汐が青瑶(せいよう)を呼びに行っている間に翎月は息を引き取る。そして、山霊界では国主の葬儀が厳かに取り行われたのだった。この突然の死にショックを受けた霊汐は何か陰謀があるのではないかと考え始める。そんな彼女を慰めに来た九宸(きゅうしん)も景休(けいきゅう)に疑いの目を向けて…。
[第 56 話 ] 
新しい国主
  42分
霊汐(れいせき)は景休(けいきゅう)の説得で山霊界の国主に即位。国主は異族と結婚できないため九宸(きゅうしん)はヘソを曲げるが、彼女は亡き母への孝行として国が落ち着くまで責任を負う心算だった。そんな中、霊汐の元に宝青(ほうせい)が現れ母の死の真相を教えると言い出す。だが、宝青は霊汐を襲おうとして景休に成敗され、その侍女が翎月(れいげつ)を殺めたのは宝青と証言し…。
[第 57 話 ] 
魔君の再来
  43分
翎月(れいげつ)と花煙(かえん)を殺したことを認めて逃亡した景休(けいきゅう)。そんな彼をそそのかし新しい魔君になるように導いた元瞳(げんどう)は、自ら縛霊淵に飛びこむ。その頃、霊汐(れいせき)は新しい国師・昶亭(ちょうてい)に国政を任せ朝議を休んでばかりいたが、異変に気づき縛霊淵へ。すると、ある人物が現れ彼女が浴びた魔気を除いてくれる。それは霊汐に会いに来た天尊(てんそん)だった…。
[第 58 話 ] 
愛の誓い
  42分
天尊(てんそん)から許しを受け九宸(きゅうしん)との結婚が決まった霊汐(れいせき)。彼女は夸父山桃林で酒に酔い、迎えに来た九宸とともに従極淵へ行くと甘い一夜を過ごす。そして、昶亭(ちょうてい)が山霊界の国主を引き継ぐことが決まり、結婚の準備も順調に進む。だが、縛霊淵を訪れた九宸は魔君と化した景休(けいきゅう)と再会、新たな危機を悟ると戦神として苦渋の決断をして…。
[第 59 話 ] 
戦神の使命
  43分
青瑶(せいよう)は自悟崖から雲風(うんほう)が消えたことで取り乱し、九宸(きゅうしん)から別れの文が届いた霊汐(れいせき)は呆然とする。だが、九宸は扶雲殿に引きこもり部屋から決して出てこようとしない。実は、部屋にいたのは九宸によって石封の刑を解かれた雲風。九宸は霊汐にも知らせることなく、魔を食い止めるため縛霊淵の底に留まる使命を引き受けたのだった…。
[第 60 話 ] 
約束の言葉
  42分
霊汐(れいせき)は雲風(うんほう)を説得して事情を聞き出すと縛霊淵へ行き、九宸(きゅうしん)に妻として添い遂げると誓う。そして、彼とともに魔君と化した景休(けいきゅう)と対決。死闘の末、九宸が景休を幽冥門へと引きずりこみ、「門を閉じよ!」と霊汐に向かって叫ぶ。幽冥門を閉じれば魔を封じられるが、九宸も出られなくなってしまう。究極の選択を迫られた霊汐は…。
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