琉璃 ~めぐり逢う2人、封じられた愛~
 3.00

琉璃 ~めぐり逢う2人、封じられた愛~

中国
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 2020年  
チョン・イー×ユエン・ビンイエン共演!
感情を失ったヒロインと、彼女をひたむきに想い続ける仮面の男 甘く切ない壮大な愛の物語が、いま幕を開ける!
全 59 話 / 50 分
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エピソード
[第 1 話 ] 
第1話
  47分
少陽(しょうよう)派掌門の娘チョ・センキは生まれつき痛みも感じず涙も出ない。そんなセンキを双子の姉・玲瓏(れいろう)ががいつもそばで守る。この日、2人は五大修仙門派の達人が集まる簪花(しんか)大会の出迎えを任されるが、もめ事が起きてセンキが連れ去られ、離沢(りたく)宮の一番弟子 禹司鳳(う・しほう)に助けられる。司鳳の牌(はい)を見たセンキは司鳳の誕生日が自分と同じことを知る。
[第 2 話 ] 
第2話
  46分
少陽の秘境からやっとのことで抜け出したセンキと司鳳(しほう)。少陽派掌門のチョ磊(ちょ・らい)は秘境に無断で立ち入った罰としてセンキを明霞洞に閉じ込め、センキを救い出したい玲瓏は、センキが涙を流せば助かると聞き、その方法を考える。秘境に仮面を置いてきた司鳳は宮主が到着する前に仮面を取りに行こうと考えるが、秘境に入るにはセンキの力が必要と知る。
[第 3 話 ] 
第3話
  47分
涙を流す薬を作るため蠱雕退治に参加したセンキら。ところが、蠱雕が出る村に到着すると、蠱雕以外の妖魔もいることが分かる。センキは司鳳、玲瓏、鍾敏言(しょう・びんげん)と共に蠱雕をおびき寄せるが、血を見た蠱雕は妖力が倍増し、仙術が使えないセンキは3人の戦いを見守るばかりだった。そして3人とも蠱雕に押さえ込まれたその時、センキの体に変化が起こる。
[第 4 話 ] 
第4話
  47分
鮫人(こうじん)の救出で妖族の襲撃に遭ったセンキらは、昊辰(こう・しん)らの助けで危機を回避。救出された鮫人はセンキにお礼の品と意味深長な言葉を残して去っていく。大きな役目を終え、魚を取って腹を満たしながら友情を分かち合う4人。そんな中、玲瓏に「いつも会いたくて秘密を共有できるのが好きな人」と聞いたセンキは、思案の末、ある人物を帳面に書く。
[第 5 話 ] 
第5話
  47分
簪花大会が始まり、少陽派は敏言(びんげん)の活躍で初勝利を収める。一方、軒轅(けんえん)派は点睛(てんせい)谷の烏童(う・とう)に完敗。軒轅派の長老 霊石(れいせき)がふがいない結果に憤っていると、ある者が謎の薬を差し出す。センキは仲間の足を引っ張らないよう夜中に1人で特訓し、そんなセンキに司鳳も協力。2人は4年後に共に修行する約束を交わす。
[第 6 話 ] 
第6話
  47分
簪花大会が後半に入ると軒轅派が快進撃を見せ、その変貌ぶりに疑問を抱く者も現れる。烏童と司鳳の対戦では司鳳が圧倒的な強さで烏童をたたきのめし、烏童は呪術を使って失格になったうえ、センキを傷つけて逃走する。混乱の中、簪花大会は軒轅派の優勝で閉会し、司鳳は意識を失ったままのセンキに別れを告げ、離沢宮へと帰っていく。
[第 7 話 ] 
第7話
  46分
離沢宮の柳意歓(りゅう・いかん)に万劫八荒鏡(ばんごうはっこうきょう)の破片の在りかを聞いた司鳳は、苦労の末ついに発見。早速センキに伝えようと伝音鈴で呼びかけるが、センキは旭陽(きょくよう)峰への出発を明日に控えて熟睡中だった。そんな中、意歓の娘 玉児(ぎょくじ)が窮地に陥っていることが分かり、司鳳は意歓の脱獄を助け、その罰で十三戒の酷刑が確定する。
[第 8 話 ] 
第8話
  47分
満身創痍になりながら煉獄(れんごく)塔の最終関門にたどり着いた司鳳。そこへ宮主が現れ、情人呪(じょうにんじゅ)仮面をつけて一切の情愛を断てば煉獄塔から脱出できると言う。旭陽峰ではセンキが誕生日を迎え、昊辰の目を盗んで伝音鈴で司鳳に連絡を取る。ところが司鳳が答える寸前に昊辰に見つかり、昊辰とセンキの会話を伝音鈴を通して聞いた司鳳は衝撃を受ける。
[第 9 話 ] 
第9話
  49分
情人呪仮面をつけた司鳳は再び宮主の信頼を獲得し、人に姿を変えた小銀花(しょうぎんか)と若玉(じゃくぎょく)と共に修行に出る。天墟(てんきょ)堂では烏童が手柄を認められて壇主に任じられ、五大門派から霊匙(れいし)を奪い取ると誓う。一方、センキ、玲瓏、敏言も修行に出発し、村人に頼まれ瞿如鳥(くじょちょう)退治に向かう。
[第 10 話 ] 
第10話
  47分
瞿如鳥を操る黒幕を捕らえに行った玲瓏らは4人で黒幕と戦うが、全員が捕縛されてしまう。遅れて到着したセンキと司鳳も捕らわれるが、その時、センキが驚くべき力を発揮して黒幕を退治する。蠱雕(こちょう)の時と同じ状況にセンキも敏言も大きく動揺。玲瓏らには気が暴走したと嘘をつき、全ては万劫八荒鏡のせいと考え、これを壊すことにする。
[第 11 話 ] 
第11話
  48分
朝から2人で出かけた玲瓏と敏言が昼になっても帰ってこない。センキ、司鳳、小銀花、若玉の4人で捜しに行くが、林の中でセンキ以外の3人が意識を失い、妖霊に連れ去られそうになる。センキは司鳳だけをかろうじて救出。意識を取り戻させようとし、間違えて真実しか話せなくなる吐真丸(としんがん)をのませてしまう。
[第 12 話 ] 
第12話
  47分
霊石の悪事を報告するため軒轅派に向かったセンキと司鳳と玲瓏。ところが、軒轅派の長老らは顔色一つ変えず、自分たちで解決すると言うのみだった。その夜、小銀花は情人呪が根を下ろし始めた司鳳にセンキと離れるべきだと言うが、司鳳は己の心を偽ることはやめると断言。これを盗み聞きしていた意歓(いかん)は…。
[第 13 話 ] 
第13話
  47分
嗅覚を取り戻したセンキに手料理を振る舞う司鳳。皆で舌鼓を打ちつつセンキの嗅覚回復を祝ったあと、6人は意歓が鏡の破片を見たという鐘離(しょうり)城の高氏(こうし)山に向けて旅立つ。高氏山は高仙姑の住む仙境で、この日は高仙姑が降臨する日だった。6人は早速高氏山に向かうが強い結界が張られていて入れず、高仙姑の降臨を待つことにする。
[第 14 話 ] 
第14話
  46分
紫狐(しこ)に女であることを見抜かれたセンキは部屋から追い出され、司鳳らは動きを封じられて紫狐のなすがままとなる。謎の建物に閉じ込められたセンキはそこで鮫人の亭奴(ていど)と再会し、亭奴の助言で紫狐の実体を見つけることに成功する。亭奴は実体を殺してはならないと言うが、紫狐が司鳳らを殺したと聞いたセンキは我を失って驚くべき術を放つ。
[第 15 話 ] 
第15話
  46分
無支祁(ぶしき)を救いたい紫狐はセンキが持つ霊匙を自分にくれと要求。司鳳は万劫八荒鏡と引き換えに渡すことを承諾するが、そこへ烏童が現れ霊匙を奪い取ろうとする。戦いの中、センキと司鳳はすさまじい功力にはじき飛ばされ見知らぬ洞窟で目を覚ます。隣で顔から血を流す司鳳を見たセンキは、また司鳳の仮面を外してしまう。
[第 16 話 ] 
第16話
  46分
外された仮面が泣き顔だったことから、まだ情人呪が解けていないと知り動揺する司鳳。とりあえず洞窟から出る方法を探すため、2人はセンキが雷に襲われた場所に戻り、前回と同じように棒に触れる。すると天地が雷動し、1つの剣が姿を現す。将軍の姿をした自分が脳裏に現れ、混乱するセンキ。司鳳はそれがセンキの前世の姿だと推測する。
[第 17 話 ] 
第17話
  47分
浮玉(ふぎょく)島の島主 東方清奇(とうほう・せいき)の夫人清榕(せいよう)は、司鳳を部屋に呼び出して誘惑しようとするが失敗。腹いせに司鳳が自分を辱めたと嘘をつき、清奇に始末してくれと訴える。センキから清奇と清榕のなれそめを聞いた司鳳は、清榕が邪教の教祖と確信。清榕の毒から清奇を救おうと考えるが、満月の夜、清榕はついに蠱虫(こちゅう)を放ち、清奇にとどめを刺そうとする。
[第 18 話 ] 
第18話
  47分
センキと定坤(ていこん)剣の関係と断つため定坤剣に術を施そうとする昊辰。やがて目覚めたセンキは司鳳の元へ行こうとするが、昊辰はセンキを厳しく叱責して外出を禁じる。離沢宮の副宮主は、センキが仮面を壊した剣が定坤剣だったことを確かめるためわざとセンキを挑発。そして司鳳への想いが真実なら心灯が実るはずだと言い、センキにこれを植えさせる。
[第 19 話 ] 
第19話
  47分
司鳳と口づけを交わしてから司鳳の顔をまともに見られないセンキ。昊辰はセンキに関わらぬよう司鳳に警告し、2人を遠ざけようとする。霊匙を守るためチョ磊らは軒轅派に向かうが、そこはすでに廃墟と化していた。その頃、村人に助けられた敏言は玉児から天墟堂で玲瓏を見たと教えられる。
[第 20 話 ] 
第20話
  48分
天墟堂にたどり着いた司鳳とセンキは敏言たちと共に烏童と戦い、そこへ昊辰も駆けつける。司鳳は烏童が油断した隙に玲瓏を取り戻し、烏童は陳敏覚(ちん・びんかく)を連れて逃走。玲瓏はなかなか意識が戻らず、敏言も五毒掌(ごどくしょう)の毒が回って倒れてしまう。敏言を回復させるため献身的に尽くすセンキの姿に、司鳳は…。
[第 21 話 ] 
第21話
  47分
元神を失った玲瓏を見て心を痛めるチョ磊。柱石(ちゅうせき)は軒轅派の霊匙と引き換えに玲瓏の元神を取り戻すよう提案するが、五大門派で話し合った末、天機珠(てんきしゅ)に偽の霊匙を入れ、それと引き換えることになる。霊匙のすり替えが終わり、センキは偽の霊匙が入った天機珠を持って天墟堂へ向かおうとするが…。
[第 22 話 ] 
第22話
  48分
玲瓏の元神を取り戻しに行こうとするセンキとこれを止めようとする昊辰。司鳳はセンキを解放するよう昊辰に迫り、2人は剣を取って戦うが、そこへ現れた小銀花が司鳳を救うため毒を放ったことから昊辰は小銀花を妖魔ではないかと疑う。司鳳はやむを得ず自分の霊獣だと白状するが、長老たちは司鳳が天墟堂の仲間ではないかと責める。
[第 23 話 ] 
第23話
  46分
小銀花を守るため修仙門派の拷問に耐え続ける司鳳。センキは司鳳を救うため昊辰に封じられた内力を取り戻そうとするが、力を消耗して次第に弱っていく。司鳳を説得する許可を得た敏言が牢に入ると、司鳳は碗も持てないほど衰弱。センキは居ても立ってもいられず牢に入ろうとするが、昊辰がこれを阻止。2人は司鳳を巡って激しく対立する。
[第 24 話 ] 
第24話
  48分
妖魔の疑いをかけられた司鳳は、ついに打妖鞭(だようべん)にかけられることになる。センキは中止するよう必死に訴えるが、昊辰はあらん限りの力で打妖鞭を打ちおろし、3度目を打とうとした時、センキが放った定坤剣が打妖鞭を砕く。怒った点睛谷の容(よう)谷主はさらなる責め苦を負わせようとするが、そこへ離沢宮の宮主が現れ司鳳を救う。
[第 25 話 ] 
第25話
  46分
日に日に悪化する玲瓏を見かねたセンキは不周(ふしゅう)山へ行こうとするが、チョ磊がこれを阻止。センキには教育が必要と痛感したチョ磊は、折よく持ち上がった昊辰との婚姻話を進める。一方、司鳳はついに離沢宮を追放されてしまう。その頃、天墟堂の堂主に捕らわれた意歓は、天眼を開き戦神がセンキかどうか見せろと迫られる。
[第 26 話 ] 
第26話
  47分
紫狐と共に亭奴が連れ去られた場所へやってきたセンキら一行。亭奴の匂いはそこで途絶えていたため、代わりに天眼(てんがん)を持つ意歓を捜し、亭奴の居場所を調べてもらうことにする。幸い意歓は容易に見つかり司鳳らとの再会を歓迎するが、意歓は娘を救うため、万劫八荒鏡を使いセンキに過去の記憶を見せる任務を負っていた。
[第 27 話 ] 
第27話
  46分
自分の過去を確かめるため万劫八荒鏡の中に飛び込んでいったセンキ。そんなセンキを追いかけようとした司鳳は、センキの過去の中に自分がいることに気づく。しかも転生のたびにセンキと遭遇し、毎回同じ結末を迎えていた。その頃、意歓はセンキが記憶を取り戻すまで敏言らを結界で足止めしていたが、敏言が血で結界を破りセンキの元に駆けつける。
[第 28 話 ] 
第28話
  47分
転生の過去を知って苦悩する司鳳に自分の想いをぶつけるセンキ。七夕のこの日、2人は人形を買って願かけし、互いへの想いを確かめ合う。その頃、センキらと共に鏡の中に行った紫狐がいまだ戻らず、センキと司鳳が紫狐を連れ戻しに行く。鏡の中では元朗(げんろう)が無支祁を天界との戦いに参加するよう誘い、紫狐が必死にそれを止めようとしていた。
[第 29 話 ] 
第29話
  47分
不周山のすぐ近くまでやってきたセンキら一行は、不周山の入り口が現れるという満月の夜を待つ。ついに不周山に通じる門が現れ、紫狐が開門。滞在時間が限られているため、敏言はすべきことの優先順位を決めておくことを提案し、玲瓏の元神を捜すことを第一に挙げるが、無支祁を救うために来た紫狐はこれを拒み、1人で山に入っていく。
[第 30 話 ] 
第30話
  46分
玲瓏の元神を取り戻すため烏童と戦うセンキたち。しかし、功力が半減しているため歯が立たない。敏言は降参し、元神と引き換えに天墟堂の手下になると言い、若玉もあとに続く。手下になる証しとして若玉が刃を振るい、センキをかばった司鳳が体を貫かれる。何とか不周山から脱出するものの、司鳳は瀕死の重傷を負っており…。
[第 31 話 ] 
第31話
  48分
意歓と亭奴のおかげで妖魔であることがバレずに済んだ司鳳だが、妖魔を目の敵にするチョ磊と何も知らないセンキにどう打ち明けるべきか悩む。その頃、不周山に残った敏言と若玉は天墟堂の下働きに。敏言は、チョ磊から与えられた霊匙を取り戻す任務について頭を悩ませる。
[第 32 話 ] 
第32話
  48分
傷もおおかた回復し、2人で祭壇へ行って再び天墟堂に潜入する方法を探る司鳳とセンキ。その帰途で大きな山火事を発見し、術を使って消火したところ、天界の神獣 騰蛇神君(とうだしんくん)が姿を現す。センキが戦神だと知った騰蛇はいきなり戦いを挑むが、司鳳は騰蛇を捕縛しセンキの霊獣になるよう命令。納得できない騰蛇は町で大暴れしてセンキを困らせる。
[第 33 話 ] 
第33話
  47分
烏童からの贈り物を持って少陽山にやってきた敏言は、玲瓏の元神が半分しかないことを伝え烏童に従うべきだと説得。しかし贈り物が敏覚(びんかく)の死体だったことが分かり、チョ磊は敏言に破門を宣告。この話を聞いたセンキは、敏言と玲瓏を助けるため再び不周山に行くことを決意する。
[第 34 話 ] 
第34話
  46分
玲瓏の残りの元神を取り戻し、敏言と共に少陽山に戻ったセンキ。敏言は天墟堂に潜入しろと命じたチョ磊が偽者だったことを知り、騙された自分を責める。霊匙と飛龍印(ひりゅういん)を手に入れた若玉はこれを副宮主に届け、久しぶりに妹と対面。そんな中、少陽の秘境に大きな亀裂が生じ…。
[第 35 話 ] 
第35話
  48分
玲瓏を守るため同門殺しの罪までかぶりチョ磊に死罪を請う敏言。チョ磊は弟子らの嘆願を聞き入れ死罪は免じたものの、罰は免れないとして破門を宣告。すると玲瓏も敏言についていくと言って少陽の名牌を返上し、センキも弟子をやめると言い出す。玲瓏が敏言を選ぶ姿を見たチョ磊は、センキも愛する人と支え合って生きてほしいと思うようになる。
[第 36 話 ] 
第36話
  47分
4年に一度の簪花大会が点睛谷で開かれ、各門派が続々と集まってくる。点睛谷で久しぶりに離沢宮の宮主と再会した司鳳は、センキの母の死と離沢宮の関わりについて宮主に質問。宮主は離沢宮の弟子と点睛谷の娘の悲恋について話して聞かせる。一方、チョ磊と昊辰は西殿に罠を仕掛け、修仙門派内に潜む妖魔を割り出そうとする。
[第 37 話 ] 
第37話
  47分
修正門派を滅ぼし千年石髄(せんねんせきずい)を手に入れようとする離沢宮宮主と、妖魔を滅ぼすためこれを迎え撃つ修正門派。センキは騰蛇神君と共に濁腐霧(だくふむ)の中に捕らわれ、韜輝(とうき)と戦うはめに。戦いの隙をついて副宮主が点睛谷の霊匙を盗んで逃走。これを聞いた宮主も千年石髄を取りに向かう。司鳳はやめさせようとするが…。
[第 38 話 ] 
第38話
  47分
司鳳が妖魔だったと知り大きな衝撃を受けるセンキ。そこへ玲瓏らが烏童に襲われていると聞いたセンキは、妖魔に対する憎しみが頂点に達し、ついに戦神として覚醒する。その力は留まるところを知らず、危険を感じた昊辰がやっとのことで沈静化させる。センキが戦神と知った掌門らは態度が一変し、センキに正派の盟主になってほしいと申し出る。
[第 39 話 ] 
第39話
  48分
自分を愛したまま自ら命を絶ったと信じていた妻の死の真相を知り、衝撃を受ける離沢宮の宮主。それは同じ境遇にある司鳳にとってもつらい事実だった。宮主は離沢宮を司鳳に託して絶命。後を継いだ司鳳は直ちに天墟堂からの脱退を弟子たちに呼びかけるが、副宮主は弟子たちを人質にして宮主の座を自分に譲るよう司鳳を脅す。
[第 40 話 ] 
第40話
  48分
離沢宮の宮主になった元朗は司鳳に魔域へ行き、無支祁を救出するよう命令。弟子らが次々と天墟堂に取り込まれる中、司鳳は金赤鳥(きんせきちょう)一族を守る方法について悩む。そこへ意歓が現れ、センキと再会することに。司鳳は嘘をついたことをわび、センキの母を殺したのは元朗だと説明。するとセンキはある提案をする。
[第 41 話 ] 
第41話
  48分
少陽に戻ったセンキは司鳳に会いに行ったことをチョ磊から厳しく叱責され、司鳳と決別すると誓わなければ自分が命を絶つと脅される。そこへ司鳳がセンキの返事を聞こうとやってきて、このやり取りを耳にする。琉璃盞(るりさん)の入手を元朗に命じられた若玉は少陽の秘境に侵入。これを司鳳が阻止するが、チョ磊は司鳳が琉璃盞を盗もうとしたと疑う。
[第 42 話 ] 
第42話
  48分
チョ磊との誓いを破って司鳳を助けることにしたセンキだが、秘境を通って逃がす途中でチョ磊たちに見つかってしまう。秘境では琉璃盞を守るため恒陽(こうよう)らが陣を張っている最中で、そこへ元朗が現れ恒陽と守境者たちを次々と殺害。その時、突然琉璃盞が怪しげな光を放ち、秘境に曼荼羅の花が開花。それは魔サツ星が出現した証しだった。
[第 43 話 ] 
第43話
  47分
センキと婚約した昊辰は、司鳳と出会う以前から2人が恋仲だった事実を伝え、センキを振り向かせようとする。離沢宮に戻った司鳳は持ち帰ったセンキの血で魔域聖花を復活させ、魔サツ星であることを証明。もはや宮主になるに不足はないとして元朗に地位を譲るよう要求。この様子を盗み見た紫狐は無支祁救出で手を組もうと司鳳に持ちかける。
[第 44 話 ] 
第44話
  47分
修仙門派と離沢宮の戦いは、犠牲者を出さないため一時は撤退で合意するが、裏道から入った修仙門派によって大勢の弟子がやられたのを見て激怒した司鳳は、約束を破って昊辰に一対一の戦いを挑む。司鳳に押される昊辰を見てセンキも加勢し、大道有情訣(だいどうゆうじょうけつ)で司鳳を挟み撃ち。再び司鳳に騙されて失望したセンキは司鳳に絶縁を宣言する。
[第 45 話 ] 
第45話
  49分
司鳳を討つため魔域の焚如(ふんじょ)城へ向かうセンキ。昊辰は手を下せない時に使うようにと、邪気を浄化する浄気瓶を渡す。魔域に到着し、対峙する司鳳とセンキ。やがて月が中天に昇り、司鳳は折よく現れた紫狐に鍵を渡し、無支祁救出を託す。その頃、少陽では敏言が玲瓏との婚姻を願い出て…。
[第 46 話 ] 
第46話
  48分
センキのため魔サツ星の復活を阻止したい司鳳は、均天策海(きんてんさくかい)を元朗に渡さないよう無支祁に懇願。すると無支祁は3つの質問を投げかけ、司鳳と意気投合する。その頃、少陽に戻ったセンキは自分を騙した昊辰を強く非難。もはやセンキの登仙を手助けするのは無理と悟った昊辰は、自らの手でセンキを滅するしかないと考える。
[第 47 話 ] 
第47話
  49分
元朗の魂を煉魂鼎(れんこんてい)に吸収した司鳳と無支祁。しかしそれは元朗の分身で、元朗自身は琉璃盞を奪うため少陽の秘境にいた。司鳳はすぐさま秘境に向かい昊辰を元朗から守るが、昊辰は司鳳を陥れ、センキとの仲に決定的なひびを入れる。その頃、敏言との婚礼を終えた玲瓏は部屋で敏言を待っていたが…。
[第 48 話 ] 
第48話
  48分
琉璃盞を封印したのが司鳳だと知ったセンキはこれまで自分が大きな誤解をしていたのではないかと思い始める。そこへ玲瓏が烏童を討つため不周山へ行ったとの知らせを受け、すぐさま救出に。不周山では玲瓏が自らの命を供物にして天雷を招来。その時、焚如城の大門が開き、センキは玲瓏の代わりに焚如城に引き込まれ、そこで前世を見る。
[第 49 話 ] 
第49話
  49分
司鳳を捜して離沢宮に着いたセンキ。しかし中には無支祁と紫狐しかおらず、司鳳は忘情丹(ぼうじょうたん)をのんでセンキを忘れたと告げられる。騰蛇(とうだ)に司鳳の行方を突き止めるよう頼むが失敗。その時、魯公鎖(ろこうさ)が壊れ、中から司鳳の秘密が出てくる。一方、若玉は、偶然出会った小銀花と2人で魔域へ行くことに。
[第 50 話 ] 
第50話
  49分
意歓に言われたとおり南方で司鳳を捜し続けるセンキと騰蛇。すでに1年が過ぎ旅費も底を突くが、手がかりすらつかめない。天界では柏麟帝君(はくりんていくん)が戦神(せんしん)と仲間の捕縛を命令。抵抗する場合は斬り捨てよと指示する。ある日、センキは町で司鳳がよく飲む茶の匂いを嗅ぎ、司鳳が近くにいると確信。妖魔退治を請け負いながら司鳳を捜すことにする。
[第 51 話 ] 
第51話
  50分
妖魔を退治し阿蘭(あらん)を救出した司鳳とセンキ。しかし司鳳はセンキを遠ざけ、センキはなす術もなく立ち尽くす。そんな2人を見かねた騰蛇が司鳳の家に入り込み司鳳を説得。天界がセンキを追っていることを伝え、天界の様子を探りに行く。残されたセンキは何とか司鳳のそばを離れまいとするが、そこへ阿蘭がやってきてセンキを追い出そうとする。
[第 52 話 ] 
第52話
  49分
昔のように仲睦まじく寄り添い、共に今世を全うすることを約束するセンキと司鳳。体内に取り入れた均天策海のせいで死期が迫る司鳳は、均天策海の力を抑える雪霊芝の成長に望みを託す。一方、霊獣と主の契りを断つ方法を探す小銀花と若玉は、ついに典籍を見つけ、その記述どおりの方法を実行しようとするが…。
[第 53 話 ] 
第53話
  49分
金雷がやんだあと、小さかった雪霊芝(せつれいし)がみるみる成長するが、そこへ無数の蠱蛾(こが)が現れ雪霊芝を食い荒らす。全ては元朗が仕組んだ罠だった。元朗は琉璃盞を開け魔サツ星を復活させることが司鳳を救う唯一の道と言い残して去っていく。司鳳がますます衰弱する中、今度は戦神の居所を突き止めた四聖獣が出現し、センキは1人で立ち向かう。
[第 54 話 ] 
第54話
  49分
チョ磊に婚姻の許しを得るため少陽に戻ったセンキと司鳳。玲瓏と敏言は2人を温かく迎えるが、チョ磊は世間の厳しい視線を考え、すぐには首を縦に振れない。もう1つ、センキには少陽山でやることがあった。それは琉璃盞を開けること。その頃、天界では柏麟帝君が魔サツ星の復活を阻止するための命を下し…。
[第 55 話 ] 
第55話
  49分
魔サツ星・羅ゴウ計都(らごうけいと)が千年ぶりに復活したことで人間界は恐怖におびえ、天界では柏麟帝君が警戒するよう命令を下す。羅ゴウ計都は修羅軍を招集し、集まった妖魔たちを前に打倒天界を宣言。十二羽金赤鳥(じゅうにうきんせきちょう)としてこの集まりに参加した司鳳は羅ゴウ計都の中にセンキが生きていると信じ、目を覚まさせようとする。
[第 56 話 ] 
第56話
  50分
センキを呼び戻す期限の3日目。ついに羅ゴウ計都がセンキに姿を変え、司鳳とつかの間の再会を果たす。自分の中のセンキの存在に動揺する羅ゴウ計都。人間界からチョ磊、玲瓏、敏言がやってきてセンキに呼びかけ、司鳳は恨みを忘れるべきだと重ねて説得。すると羅ゴウ計都は再びセンキに姿を変え、千年前、戦神が生まれた経緯について語り始める。
[第 57 話 ] 
第57話
  48分
自分のしたことは全て三界のためと信じる柏麟帝君と、積年の恨みを抱える羅ゴウ計都。三界の平和のためには2人の話し合いが不可欠と考えた司鳳は、ある賭けを提案。そして意歓や玲瓏らに崑崙山にいる天帝に会ってほしいと頼み、無支祁がその方法を知っていると告げるが、無支祁は協力を拒む。
[第 58 話 ] 
第58話
  49分
天界の騙し討ちに遭った羅ゴウ計都は天界と人間界を隔てていた生死海(せいしかい)を回収。これを見た元朗は妖魔を率いて天界に攻め入り、羅ゴウ計都は中天殿で帝君と対面する。崑崙(こんろん)山に行った玲瓏らはついに天帝に目通りを果たすが、天帝は全ては因果応報だと一蹴。必死の嘆願を無視して碁の局面に頭を悩ませる天帝に、玲瓏が盤外から一手を打つ。
[第 59 話 ] 
第59話
  48分
司鳳が鴻濛熔炉(こうもうようろ)をすんでのところで支え、三界の滅亡は防がれるが、元朗の剣が司鳳の胸を突き刺す。羅ゴウ計都は戦神、そしてセンキに姿を変えて司鳳を救おうとするが…。司鳳との賭けに負けた柏麟帝君は修行の道へ。センキは天帝に司鳳の命を助けるよう乞うが、天帝は全ては運命次第だと告げる。
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