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[第 1 話 ] 迫りくる昨日
44分
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大雨の夜の翌朝、山林で秦菲(チン・フェイ)という女性の遺体が発見される。その土地では20年前も同様の殺人事件、「白鳩(しろばと)事件」が起きていた。当時の被害者は“白鳩”の愛称で呼ばれた美しい少女・白歌(バイ・ゴー)。秦菲の事件発生後、地元の刑事・江流(ジャン・リウ)が部下の劉悦(リウ・ユエ)、羅成(ルオ・チョン)らと共に捜査を進めていたところへ、市警から寡黙な刑事・山峰が派遣されてくる。
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[第 2 話 ] 山雨(さんう) 来たらんと欲す
43分
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ケガをした山峰を、診療所の医師である周宇(チョウ・ユー)が手当てする。山峰は、白鳩の父である白衛軍(バイ・ウェイジュン)に、自分はかつて白鳩事件に関わりがあると噂された少年だと話す。一方、周宇は兄との間に悩みを抱えていた。詳しい話は恋人の葉小禾(イエ・シャオホー)にも打ち明けられずにいるが、葉小禾には無理に聞き出す意思はない。秦菲の事件後、周宇は兄に呼び出される。
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[第 3 話 ] 流れに逆らう舟
46分
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秦菲の夫、李鋭(リー・ルイ)が飛び降り自殺を図ろうとする。山峰は思いとどまるようにと必死の説得を試みる。それに対し李鋭は「警察が白鳩事件を忘れてしまっている」と無念さを訴える。李鋭が逮捕されたあとも、江流は秦菲の殺人事件に疑問を持つ。一方、周宇の兄の周勝(チョウ・ション)は、殺し屋を使ってある特定の人物を消す計画を立てていた。
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[第 4 話 ] 風が起(た)ち雲が湧く
45分
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山峰は白鳩事件を再捜査するために、市警には戻らず巫江(ウージャン)で捜査を続けることになる。山峰は江流から、潘軍(パン・ジュン)という男を当たってみろとのアドバイスを受けて早速調べ始める。そういった警察の動きを耳にした周勝は、部下を使って殺し屋の石磊(シー・レイ)に再び仕事を依頼する。一方、葉小禾は、周宇が墓を購入していることを知る。
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[第 5 話 ] 声なき告白
49分
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葉小禾は周宇を捜して周勝の経営するホテルへ。周勝は「周宇はいない」とウソをついて葉小禾を追い返す。その後、周勝と周宇は20年前の出来事を巡って口論になる。一方、潘軍とその刑務所仲間の沙海洲(シャー・ハイチョウ)の失踪には、麺店で見かけた黒づくめの男が関係しているのではないかと推理した山峰は、さらに周勝にも疑念を抱く。
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[第 6 話 ] 獣のあがき
45分
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周勝は瀕死の周宇を死なせまいと必死になる。周宇は、葉小禾には絶対に手を出さないようにと兄に頼む。その後、白衛軍は周勝のいるホテルへ娘の敵討ちに乗り込む。すると周勝は白衛軍に20年前の意外な真実を語りだす。それは白衛軍にとって信じられない内容だった。その直後、ホテルは解体を目的に爆破される。
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[第 7 話 ] 川に沿って下る
48分
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山峰は川下りをしながら、昔、筏(いかだ)を作って暮らしていたある家族の話を聞く。その話の中で、口のきけない人物が事件の鍵になると踏んだ山峰は、その人物を追う。同じ頃、葉小禾は周宇の遺品を整理しながら、引き出しから出てきた手話の本をめくっていた。葉小禾は手話の本の中に衛青(ウェイ・チン)という名前を見つけ、衛青の行方を追う。
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[第 8 話 ] 暗く 淀(よど)んだ流れ
38分
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白鳩事件と同様に筏の上で遺体が発見される事件は過去にも起きていた。山峰はその筏事件の被害者の息子・石磊の過去を探る。捜査線上に浮かんできたのは張漢東(チャン・ハンドン)という男。一方、江流たちは3つ目の筏事件が起きていたことも発見。その件は事故として処理されていたが、山峰は連続殺人事件と推測する。さらに筏の事件は3件にとどまらない。
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[第 9 話 ] 深淵(しんえん)の眼
43分
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張漢東の取り調べが始まる。20年前の夏のことを尋ねても張漢東は「覚えていない」と言い張る。張漢東の逮捕歴から弱点は女なのではないかと推理した山峰は、張漢東に白鳩の写真を見せる。決定的な証拠は見つからなかったが、張漢東が紛失した身分証が突破口になると考える山峰。そんな中、麺店の謝希偉(シエ・シーウェイ)の娘が遺体で見つかる。
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[第 10 話 ] 霧に惑う
47分
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警察は犯人を“X”と仮定して捜査を進める。山峰は麺店から出てきた張漢東の動きに注目する。一方、1995年の事件名簿に「謝希偉」という記載があった。江流は、麺店の主人と単なる同姓同名なのではと言って重要視しないが、山峰は冷静に犯人“X”の条件と照らし合わせる。その後、謝希偉は山峰に生き別れた家族への思いを語る。
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[第 11 話 ] 終わらない闇夜
43分
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葉小禾は山峰に、20年前に噂を流したのは自分だと打ち明ける。葉小禾は、過去にとらわれて生きている者同士、昔の苦しい思い出には別れを告げようと山峰を静かに励ます。一方、警察では謝希偉の娘の調査が進む。山峰は、謝希偉が以前語っていた人形の話は、娘との思い出ではなく実の妹との思い出ではないかと推理する。
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[第 12 話 ] 長き別れ
54分
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警察は謝希偉の実の両親を調べ、同時に山峰は謝希偉が昔住んでいた街へ。その川辺には謝希偉がいたが、すぐ横で江流とその家族が人質となっていた。一触即発の危険な状況で、山峰は謝希偉を説得しようと試みる。そこへ謝希偉の実の両親がやってくる。とっくに亡くなったと思っていた家族が、実は生きていると知った謝希偉だった。
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