|
|
1枚の似顔絵を手にして現れた女の前で、ある人形劇が始まろうとしていた。男が語り始める。「私の名前は孫玉楼(そんぎょくろう)」…。物語の始まりは玉楼18歳の時。孫家は、父・孫遜(そんそん)が内閣の首輔、長姉・有貞(ゆうてい)が皇帝に寵愛される貴妃という名家で、玉楼はその四男坊。父の誕生祝いの宴に琵琶の名手が招かれ、その演奏に玉楼は心を奪われる。
46分
|
|
|
幼い頃に舞踊の師匠に弟子入りした林少春(りんしょうしゅん)は、父・遠道(えんどう)の無実を証明するため、男として都で試験を受けることを志す。孫家では玉楼の結婚相手として、評判のいい李(り)家の娘に白羽の矢が立つ。孫家の三夫人・許鳳翹(きょほうぎょう)は偶然を装って娘に近づき、あることを企む。詩社を訪れた玉楼は見覚えのある公子に声をかけ、その姉妹について尋ねるが…。
46分
|
|
|
少春のために貴重な薬をやっとの思いで入手した玉楼。少春の元へ駆けつけると、その顔に傷は一つも見当たらない。全てを察した玉楼は、迷惑ならもう二度と現れないと言い残し、薬を置いて立ち去る。自分を本気で心配しケガまでした玉楼へ、今度は逆に薬を届けようとする少春。格式のある孫家に入り込むため、一計を案じる。
44分
|
|
|
玉楼に付き添う歓郎(かんろう)は、玉楼が少春の心をつかむための策を授ける。しかし姿を消した玉楼を懸命に捜す少春が、突然倒れて…。好きになってはいけないのかと尋ねる玉楼に、少春は自分にはやるべきことがあると告げる。一方、自分の従妹・姚滴珠(ようてきしゅ)を玉楼の妻として孫家に迎えたい鳳翹は、玉楼の意中の人物が役者だと知り難色を示す。
45分
|
|
|
少春が孫家を訪れると、この家は誰もが嫁げるような家ではないと鳳翹に釘をさされる。百劇館で今日の芝居を褒める玉楼に、少春は演目の李益と霍小玉の物語をひきあいに、自分に構わず家柄の釣り合う人を探すようにと勧める。帰宅すると、少春の身代わりとなり今は所在が分からない実の娘・小雅(しょうが)を捜しに行くと、ばあやが言う。
47分
|
|
|
孫家では長男・世傑(せいけつ)と玉楼の2人とも科挙に合格。玉楼はこの機会に結婚を認めてもらおうとするが、母は将来出世してからと取り合わない。科挙の上位合格者・賈逢源(かほうげん)が孫遜の門下となり、朝廷で抜擢される。科挙を受けられなかった少春は、ばあやに玉楼を頼るよう言われるが自分の運命に巻き込みたくないという思いを師匠に吐露する。
47分
|
|
|
兄弟同然の歓郎に玉楼が下した判決を知り、ばあやは玉楼が正義を重んじる人だと少春に告げる。しかし、父・遠道が罪に問われた事件の再捜査を願い出た陸明(りくめい)が、逆に潔白を訴えながらも主犯として捕らえられるのを見て、少春は玉楼も危険な目に遭うのではと危惧する。父の無実を皇帝に直訴するために少春が考えた方法とは…。
47分
|
|
|
玉楼が目を覚ますと少春の姿はなく、代わりに別れの手紙が残されているのみで、行方が分からない。父の汚名をそそぐという目的のため、もう恋愛はしないと心に決めた少春は、後宮で皇帝に仕える者を決める秀女選びの駕籠に乗って皇宮へ向かう。遠眼鏡で偶然その姿を目撃した滴珠から話を聞いても玉楼には信じられない。
48分
|
|
|
有貞に呼ばれた少春が戻ってくると、貴妃の後ろ盾があると思った周囲は急に少春をちやほやする。一方、玉楼は林遠道事件の再捜査に着手。輸送の道中、何の異変もない中で軍糧と資金に不足が生じた謎を解くため、玉楼は街に出て手がかりを探す。不正の手口を見抜いた玉楼が横領事件の真相を突き止め、無事一件落着かと思われたが…。
46分
|
|
|
林遠道事件を解決し林家の娘を娶れば、公私混同の誹りは免れないと孫遜は息子の結婚に反対。落ち込む玉楼の元を訪れた滴珠は、少春の行動は全て遠道の濡れ衣を晴らすためで、彼女が玉楼を本当に愛しているか確かめるべきだと言う。少春を信じる玉楼は試すことなどできないと言い切るが、少春の本心を知りたい滴珠はある計画を練る。
45分
|
|
|
玉楼の嫁選びを兼ねた千紅宴を明日に控え、玉楼はおばから母の好みを聞き出し協力を仰ごうとする。取り繕うより、ありのままが一番と信じる少春だったが、玉楼に頼み込まれて従うことに。翌日、少春しか目に入らない玉楼をよそに、母や鳳翹たちはどの令嬢が孫家の嫁にふさわしいかを、あの手この手で見極めようとする。
46分
|
|
|
長男の世傑は、大ざっぱな妻・呉月紅(ごげつこう)の待つ家に帰ることを考えると気が重い。そこへ同僚の和(わ)氏から家に招かれ、皆で詩作の腕前を競うことに。和氏が、上品な妻から密かに助け舟を出してもらう様子を目にして羨ましく思う世傑。翌朝、庭で剣を振り回し武術の稽古をしている月紅が姑から小言を頂戴していると、世傑が朝帰りしてきて…。
44分
|
|
|
水害による被災民のために少春は私財をなげうって救済所を設ける。そこには名門一族の長男・王均(おうきん)の姿もあり、熱心に救護する彼に小雅は心を寄せる。二人が身分の違いを越えて結婚できるように少春は奔走するが…。一方、孫遜とは浅からぬ縁のある梁京冠(りょうけいかん)の推挙で、玉楼は災害復旧の責任者として都を離れることになる。
45分
|
|
|
決壊した堤防の修復を急ぐ玉楼だったが、朝廷からの救済金は足りず、資金集めのために地元の豪商たちを宴に招くが彼らは協力を渋る。孫家では、被災地で暴動が起これば玉楼が責任を問われ死罪になりかねないと危機感を抱き、皆でお金を工面しようとする。鳳翹は孫遜が有能な人材を探していると知り、夫である三男・金閣(きんかく)を推薦する。
46分
|
|
|
赴任地から戻る道中で玉楼は強盗に襲われ、30万両を用意しなければ玉楼を殺すと孫家に手紙が届く。少春が身代金を持って乗り込むと、大量の銀子に悪党どもは沸き立つが、すぐ細工に気づく。少春は窮地に立たされるが、取り引きを持ちかけ切り抜ける。まもなく強盗は捕まり、孫遜の汚職の証拠を握っていると裁判で言い出す。
48分
|
|
|
入手した文の真偽を見抜いた少春は、孫遜にその根拠を問われて説明し、ある提案をしていた。神医になりすました刺客に黒幕を明かすよう迫るが口を割らない。一方、次男の妻・蘇映雪(そえいせつ)は密会相手の逢源に疑いを向けるが潔白を主張されて信じる。劣勢に転じた首謀者たちは防衛策を講じる。そんな中、逢源は孫遜から呼び出され…。
47分
|
|
|
少春は家事を手伝うことになり鳳翹から使用人たちを紹介される。帳簿に目を通した少春は予算を超える出費に疑問を抱くが数字は合っている。商人は高い値をつけ、鳳翹たちは彼らから付け届けをもらい、互いに甘い汁を吸っており、慣習を変えようとする少春が面白くない。そんな折、大事な客人の来訪を控え、少春がもてなしを任される。
46分
|
|
|
敵を作りたくない少春は義姉たちを順に訪れ交流する。表面は親切な鳳翹には裏がありそうだと警戒する少春。孫夫人は張夫人の誕生日の贈り物として庫房から真珠の髪飾りを捜すよう少春に指示するが、なぜか鳳翹が激しく動揺。内緒で質に入れたことがバレないよう、そして少春を陥れるために鳳翹は突飛な計画を実行に移す。
47分
|
|
|
少春は師匠の誕生日を門下の無双(むそう)師兄と師姐の桃夭(とうよう)と共に祝う。以前、孫夫人と師匠が偶然出会った際、二人が旧知の間柄ではと感じた少春は改めて尋ねるが、師匠は面識はないと答える。ある日、世傑の元にかつて人に預けた自分の玉佩が届けられる。礼を伝えに家を訪ねるが、お金を受け取ろうとしない相手に、琴の演奏を1曲所望する。
44分
|
|
|
桃夭に贈った琴を突き返されて落胆する世傑。月紅は世傑の口車に乗せられて琴の練習に励むが一向に上達しない。見かねた少春は、相手の好みに合わせるのではなく長所を見てもらえばいいと助言。馬球が得意だという月紅に、試合に参加してその姿を世傑に見せてはどうかと提案する。玉楼も協力し、世傑を強引に連れ出す。
46分
|
|
|
出かける桃夭のあとをつける世傑。男に鞭打たれる桃夭を助けに入り暴漢に囲まれてしまうが、機転を利かして難を逃れる。桃夭は世傑に出会ったことも計画であったことを涙ながらに告白。自分の過去について語り始める。やがて賊の黒耳(こくじ)という男が捕らえられるが、女を脅迫したという罪状書を残して獄中で自死する。
48分
|
|
|
夜市を楽しむ少春へ玉楼から思わぬ贈り物が。その日は2人にとって大切な記念日だった。玉楼は、桃夭の本性を見極めるために世傑に一芝居打つことを提案。薬を用いて世傑が疫病にかかったふりをし、それでも桃夭が心変わりしないかどうかを試すというのだ。桃夭はその計画を見抜いて裏をかくと言う。その会話を耳にした人物は…。
48分
|
|
|
映雪の部屋から火の手が上がる。救助された映雪は不注意で燭台を落としたと言うが、少春は相談に乗るからヤケを起こさないようにと諭す。そんな中、数年ぶりに孫家の次男・俊豪(しゅんごう)が帰ってくることに。夫の帰京の願掛けが叶ったのでお礼参りに行くと映雪が言うと、すかさず少春が付き添いを申し出る。その帰り道、大変なことが…。
48分
|
|
|
桃夭を側室にすると宣言した世傑は、孫遜から勘当され、朝廷の職も失う。一方、俊豪を追って暮城に向かう旅に出た滴珠は、宿で体調の悪そうな女性を見かけ介抱する。劉蕙蘭(りゅうけいらん)と名乗るその女性から礼としてかんざしを受け取る。滴珠が入浴していると、官吏の一団が踏み込んでくる。先頭に立つ人物こそが、俊豪だった。
46分
|
|
|
鳳翹の馬車に押し寄せた貧しい人々は涙ながらに事情を説明し、それを聞いた玉楼は寛大な裁きを下す。少春は、被災した女性たちが働き口を見つけられるように月紅に武術指導を頼む。夫の家出で気の晴れなかった月紅も明るさを取り戻す。そんな月紅が街で目にしたのは、道端で書画を売ってお金を得ようとしている世傑の姿だった。
47分
|
|
|
世傑を置き去りにして陳伯遠(ちんはくえん)の田舎の家に着いた桃夭。そこへ借金取りが現れて、追い詰められた伯遠は借金のカタに桃夭を連れていけと言い放つ。一方、雨宿りをする俊豪一行に伏兵が襲いかかる。自刃した男から取り戻したかんざしには紙片が隠されており、それは凶悪な盗賊・野狼(やろう)の根城を蕙蘭が伝えようとするものだった。
47分
|
|
|
野狼一味が暗躍する国境の街・暮城。危険だから帰るようにと俊豪に促された滴珠だが、残って地元の医者・百草(はくそう)先生を手伝いながら医学を学びたいと言う。都では、書画は売れず、私塾にも人の集まらない世傑の様子を察して、月紅が心配する。少春は月紅の弟子の子供たちを世傑の私塾に送り込んではどうかと知恵を出す。
45分
|
|
|
孫遜を探るために逢源は孫家を訪れるが、孫遜は本心を明かそうとしない。一方、追われる身の桃夭は逢源の馬車に潜んでいるところを見つかり、妓楼で働かされている自分を苦界から救ってくれるなら何でもすると逢源にすがりつく。直後に伯遠がやってくるが、薬を盛られ、気がつくと首枷をはめられ辺境へ送られる檻の中だった。
46分
|
|
|
隆恩寺のご神木のもと孫家の面々は願掛けに夢中だが、世傑だけは心ここにあらずで、腹が痛いと1人その場を離れる。少春とともに世傑を捜しにやってきた月紅が目にしたのは、肩を寄せ合い手と手を取り合う世傑と桃夭の姿。さらに、世傑から桃夭が自分の子をみごもっているという月紅には受け入れがたいことを告げられる。
45分
|
|
|
師匠のもとを訪れた少春は、悩みがあることを一目で見抜かれる。助言を求められた師匠は、桃夭が尻尾を出した時が好機であり、“台本”をどう書くかは少春の筆に委ねられていると答える。その頃、孫家では桃夭が孫夫人の髪を流行の形に結い上げ、かいがいしく朝食の準備をするなど、皆に気に入られようと振る舞っていた。
46分
|
|
|
滴珠は藁の中に隠れていたけが人を看病する。谷野(こくや)と名乗る若い男は山中で盗賊に遭遇し無理やり従わされたと言う。孫家では、桃夭がしおらしげな態度ですっかり孫夫人に気に入られていた。ところが桃夭は孫遜の書房を漁っているところを孫遜に見られてしまう。一方、伯遠が流刑になったと知った玉楼は、裏で糸を引く官吏がいるのではとにらむ。
46分
|
|
|
負傷した月紅を心配して駆け寄るも冷たくあしらわれた世傑は、月紅に本心を打ち明ける。それを見ていた桃夭は、恐るべき作戦を実行して月紅を陥れようとする。暮城では、谷野の身の上話を怪しむ俊豪が、滴珠に警戒するよう忠告し、疑われたと感じた谷野は飛び出してしまう。狼が出る時間になっても戻らない谷野を捜しに滴珠は1人で山に入る。
45分
|
|
|
急遽、体調を崩した玉楼の代理で世傑が貴太妃の葬儀を取り仕切ることになる。葬儀の最中、突然爆音が鳴り響き副葬品が盗まれる。責任を問われた世傑は捕まり、その調査は孫遜の政敵・京冠に任される。汚い手で世傑を陥れた京冠は、父親の孫遜にも責任があると罷免を要求。孫家の危機を察知した桃夭はさっそく保身に走るが…。
45分
|
|
|
前日の事件を受け、滴珠の婚礼はとりやめに。気丈に振る舞う滴珠だったが…。そんな中、封鎖された城門を無理やり突破しようとした谷野が捕まり、俊豪が連れて帰る。城外に向かった理由を問われ、滴珠のために花を摘みに行くつもりだったと答える谷野。弟のように思っていると言う滴珠に対し、婚礼までに君を奪うと谷野は宣言する。
48分
|
|
|
玉楼の2番目の姉・有徳(ゆうとく)の婚家で夫の葬儀が行われる。姑の李(り)夫人が娘・李櫻(りおう)の刺繍の腕前を自慢していると、男が乱入してきて李櫻と深い仲だと騒ぎ立てる。一方、暮城では俊豪が援軍要請のため危険な旅に出ることになり、谷野に滴珠の安全を託す。谷野が街で自分に合図を送る男の後をついていくと、そこには意外な人物が待っていた。
48分
|
|
|
有徳に殉死の命が下るも、少春が脈をとり懐妊の兆しを告げて、その場をしのぐ。兄嫁の有徳を邪魔に思う李櫻や義弟の李想(りしょう)は医者の診察を受けるべきと言い募るが、少春が李夫人を説得し事なきを得る。有徳は李想とその妻を呼び、科挙のための学校を見つけて席を用意したと伝えると、一転、義弟夫婦は態度を変えて有徳に感謝の意を伝える。
46分
|
|
|
若き日の有徳が望まない縁談話に泣いていると、かつて助けてくれた男が再び現れる。彼の言うとおりにまじないをすると、なぜか困りごとが次々と解決していく。外の世界へ連れ出され、初めて自由を知る有徳。孫遜が決めた李家との縁談から逃れ、男と駆け落ちすることを決心した有徳は、深夜の河原で落ち合う約束をするが…。
46分
|
|
|
玉楼が幼い頃に遠方に嫁いだ3番目の姉・有容(ゆうよう)が久々に孫家に帰ってくる。羽振りがよさそうな有容の景気のいい儲け話に月紅や鳳翹たちは乗り気だが、有容のどこか不自然な様子を少春は見逃さない。何か事情がありそうだと察した少春の話を聞いた月紅たちは前言を撤回し、慎重な姿勢に転じる。そんな中、金閣がとんでもない騒動を引き起こす。
48分
|
|
|
有容の夫・方家鼎(ほうかてい)はその文才を見込まれて書記官にと誘われる。舞い上がる家鼎だったが、すぐに失意を抱く。そこへ有容が帰ってきて夫を励ますと…。ある夜、大きな爆発音がして孫家の皆は驚き外に出る。金閣が何かを爆発させたようで、孫遜は激怒。玉楼が兄の後を追うと金閣は一冊の本を見せながら熱い胸の内を語るのだった。
47分
|
|
|
少春の師匠は、助けはいらないと孫遜に言い切る。さらに思い出は心の奥に眠っていると告げ、孫遜は身を引くことにする。その頃、逢源が手柄を立てて朝廷に返り咲き、再び京冠と組んで孫遜を失脚させようと策を練る。そして藩(はん)才人に、かつて皇長子が夭折したのは有貞が贈った服が原因だと言わせ、有貞に疑惑の目を向けさせる。
46分
|
|
|
3日で真相を明らかにすると言う少春に皇帝は捜査を許可する。有貞の無実を信じる少春は、不可解な証言をして牢に入った李(り)太医に面会し、妻子が人質に取られていることを確信する。ところが少春は敵に捕まり、閉じ込められてしまう。約束した期限が迫る中、玉楼は宮中で起こっている事態を知り、なんとかして時間を稼ごうと奔走する。
46分
|
|
|
京冠から父の話を聞いた少春は、孫遜に長く仕える丁(てい)番頭の動向を探る。変装してまで情報を引き出そうとするが見破られてしまう少春。そんな中、少春は孫遜から自分を疑っているなら一緒に来いと、朝廷の貯水池に連れていかれる。確たる証がないまま、再び少春が京冠に会っていると孫遜の別邸から火が出たとの一報が入る。
46分
|
|
|
孫遜は皇帝から毒酒を賜り、孫家の息子たちは刑を免れるものの一家は没落してしまう。誰もいなくなった屋敷で酔った玉楼は、少春に歌を歌ってくれと頼む。幸せな思い出を胸に、眠りに落ちる2人。しかし少春が目を覚ますとそこに玉楼の姿はなく、自分のことは捜さずに忘れてほしいという手紙だけが残されていた。
45分
|